【POG】ネクストムーブが早め先頭から競り合い制し初戦V・・・阪神新馬

3月6日(日)、1回阪神4日目4Rで3歳新馬(ダ1800m)が行なわれ、小牧太騎手騎乗の3番人気・ネクストムーブ(牡3、栗東・清水久厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:54.7(良)。

2着には2馬身差で6番人気・フィールブリーズ(牡3、栗東・佐藤正厩舎)、3着には4馬身差で4番人気・スマートマリウス(牡3、栗東・大久龍厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたビービーアーカイヴ(牡3、栗東・吉村厩舎)は8着に敗れた。

スタンド前では先行争いが激しくなったが、1コーナーを回るところでタガノムサシが先手をとる。ティープラズマやフィールプリーズなども積極的に先行していき、ヤマイチファミリーがその後ろ。向正面ではネクストムーブはその先行勢を見ながら進むが、外からはオープンユアアイズがこれを交わして上がっていき、ビービーアーカイヴもポジションを押し上げにかかる。スマートマリウスはその後ろ、内でじっくりとレースを進める。
4コーナーを回るところでネクストムーブが先頭に立ち直線に入る。内ではフィールブリーズが抵抗するが、前との差は少しずつ開いていく。3番手には内からスマートマリウスが脚を伸ばして浮上し、その後ろからは目立つ脚を使ってくる馬もおらず大勢は決した格好。早めに先頭に並びかける形から、ネクストムーブがフィールブリーズを2馬身突き放してゴールした。

勝ったネクストムーブは近親にクラリティスカイやタイキダイヤ、タイキリオンがいる血統。父はアメリカで6戦4勝という成績を残したバトルプラン。同馬は現在日本で種牡馬生活を送るエンパイアメーカーの産駒である。3歳世代には28頭が登録されており、本馬が4頭目の勝ち上がりとなった。
馬主は林正道氏、生産者は新ひだか町の桜井牧場。馬名の意味由来は「次の一手」。

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ネクストムーブ
(牡3、栗東・清水久厩舎)
父:バトルプラン
母:ナスケンアイリス
母父:フレンチデピュティ

ネクストムーブ

ネクストムーブ

ネクストムーブ

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