【中日新聞杯】トップハンデもなんのその!サトノノブレスが重賞3勝目!

3月12日(土)、2回中京1日目11Rで第52回中日新聞杯(G3)(芝2000m)が行なわれ、川田将雅騎手騎乗の1番人気・サトノノブレス(牡6、栗東・池江寿厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:01.3(良)。

2着には半馬身差で9番人気・ファントムライト(牡7、栗東・藤原英厩舎)、3着にはクビ差で13番人気・レコンダイト(牡6、栗東・音無厩舎)が続いて入線した。

人気の一角であったクルーガーが出遅れ後方からとなる波乱のスタート。先手を取ったのは、後方からレースを進めるスタイルが定着していたロンギングダンサー。ヤマニンボワラクテが2番手につけ、直後からファントムライト。ライズトゥフェイムも今日は4番手追走と、各馬が積極的に先行していく形になったがペースは上がらず。前半1000mは62秒台で通過していく。サトノノブレスは6番手の外、レコンダイトは9番手の外につける。
直線に入るとヤマニンボワラクテとファントムライトが並んで先頭。スローペースということもあり各馬が粘りこみを図る格好となる。しかし残り200mを切ったあたりから後方勢の末脚が目立ち始め、ハンデ戦らしい接戦に。粘るファントムライトだが、その外からサトノノブレスが脚を伸ばし先頭に。3番手争いは粘るヤマニンボワラクテに、レコンダイト、バウンスシャッセ、クルーガーらが迫る大接戦。その接戦を尻目に、サトノノブレスが久々の勝利を挙げた。

勝ったサトノノブレスはこれで、14年日経新春杯、小倉記念に続く重賞3勝目。その小倉記念以来ここまで、約1年半にわたって勝ち星を挙げることができなかったが、G3では格が違うと言わんばかりの勝利を見せた。
馬主は里見治氏、生産者は洞爺湖町のメジロ牧場。馬名の意味由来は「冠名+高貴の生まれ(仏)」。この勝利でディープインパクト産駒は6週連続重賞制覇を果たしている。

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サトノノブレス
(牡6、栗東・池江寿厩舎)
父:ディープインパクト
母:クライウィズジョイ
母父:トニービン
通算成績:23戦5勝
重賞勝利:
16年中日新聞杯(G3)
14年日経新春杯(G2)
14年小倉記念(G3)


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