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【高松宮記念】G1馬の意地を見せるドンキ「今までの分を取り返す」
2016/3/24(木)
24日、高松宮記念(G1)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。阪急杯6着のレッツゴードンキ(牝4、栗東・梅田智厩舎)は荻野琢真騎手を背に栗東坂路を単走での追い切り。15秒に近いラップで1F目に入ると徐々に加速していき、3F目では12.0秒をマーク。最後まで脚色は衰えることなく、4F52.2-37.4-24.1-12.1秒で登坂した。
追い切り後、レッツゴードンキを管理する梅田智之調教師の一問一答は以下の通り。
-:今年初戦となった阪急杯は6着という結果でした。レースを振り返っていただけますか。
梅田智之調教師:初めての1400mで馬が戸惑わなければいいなと思っていました。不安に思っていたのですが、全くそんな事なくて、いつもの行きっぷりで、最後は少しバテてしまいましたが、内容的には悲観するものではなかったと思います。
-:そのレース後からは中3週空きましたが、中間の調整を教えて下さい。
梅:前走が思ったより体重が増えていたので、今度はもう少し攻められると思っていたのですが、やり過ぎると気が乗っかるので、その辺りは馬の顔を見ながら、助手と厩務員と相談してやってきました。
-:前走では馬体重がプラス10キロでしたが、現状はどのような状態でしょうか。
梅:おそらく競馬にいったら半分くらい減っていると思うので、それくらいでちょうどいいかと思います。
-:一週前の追い切りを教えて下さい。
梅:一週前は割と負荷をかけるのですが、今回はレースの感覚もありませんし、さっき話したように、気が乗っかってもという事があったので、いつもの一週前よりは若干軽めでした。
-:今週の最終追い切りはどのような指示で乗られたのでしょうか。
梅:まず、荻野琢騎手に乗ってもらったのですが、しまい重点で気を抜かないように気をつけてもらって、だいたい思った通りにやってもらいました。
-:動きみられての評価はいかがですか。
梅:元々パワフルな走り方をするので、モニターからもそれが伝わってきたし、上がってきてからの馬の息遣いもケロッとしていたので、馬のデキに関しては前走よりも良くなっているなと思っています。
-:前走の時も初めての1400mの挑戦となりましたが、今回も初めての1200mの挑戦となるのですが、その点どのように思われますか。
梅:前走の1400mの時も、おっつけて付いて行くという感じではなかったですし、今回も1ハロン短くなりますが、付いて行けないという心配はしてないです。逆にリズム良く行けるのではないかと思っています。
-:血統的にも心配はなさそうですね。
梅:その辺りはデビューの時からいずれ短いところを走ってくるだろうなと思っていたので、心配していません。
-:では、中京コースについてはどう思われますか。
梅:先週も荒れている馬場だったので、この中間雨が降る天気ではないのですが、急激に良くなるという感じもしないので、もともと力のいる馬場は苦にしないと思っているので、問題ないと思います。
-:今回のレースは前に行く馬が多いと思いますが、レースイメージはどのように持たれていますか。
梅:そこは騎手と馬に任せて、出たなりの位置でレースの流れに乗ってくれると思います。
-:どのようなレースを期待されますか?
梅:ここのところ成績良くないので、この辺りで一発今までの分を取り返して欲しいなと思っています。
-:改めまして、応援してくれるファンのみなさんにメッセージをお願いします。
梅:去年の桜花賞から約1年経って、だいぶ馬が大人になってきているので、レースでも落ち着いて挑めたらなと思っています。応援よろしくお願いします。
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