【高松宮記念】デキ絶好!ツキも味方ヒルノデイバロー太宰「凄くいい馬」

24日、高松宮記念(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

前走、阪急杯8着のヒルノデイバロー(牡5、栗東・昆厩舎)は、坂路で古馬準オープンのアルボナンザと併せ馬を敢行。太宰啓介騎手がビシッと気合を付けると、0.6秒追走したパートナーを楽に交わし、2馬身ほど先着。タイムは4F51.1-37.4-24.3-12.3秒を計時した。

「中間に跨った時にいいイメージ を持っていましたが、速いところをやると凄くいいですね。反応が良かったし、これでもまだ余裕があったぐらい。追い切り後もケロッとしていたぐらいだし、凄くいい馬ですね。今の荒れてる中京の馬場もいい方に出ないかな。最後でグッと伸びてくれればいいですね」と太宰騎手にも笑みがこぼれる。1週前登録の段階では除外対象だったが、エアロヴェロシティの回避で晴れてゲートイン。ツキを味方に一発を狙う。


前走、オーシャンS16着のスギノエンデバー(牡8、栗東・浅見厩舎)は、助手を背に坂路で4F60.0-42.5-26.5-12.3秒と軽めの調整。21日にはG1初騎乗となる鮫島克駿騎手を背に、4F52.6-37.1-24.4-12.3秒のタイムをマークしており、状態面は高いレベルでキープされている。

若松厩務員も「いつものパターンで。そう、月曜にしっかり追って、今週はサラッと。もうベテランの域にある馬ですし、 体調面も大きな変動なくきていますよ。あとはレースでスムーズにさばいてこれるかどうかですね」と平常心で3年ぶりの高松宮記念に挑む。

スギノエンデバー

▲3年ぶりの大舞台に挑むスギノエンデバー