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4歳牝馬サザナミが後続の猛追凌ぎ切ってオープン入り!…船橋S
2016/4/2(土)
4月2日(土)、3回中山3日目11Rで船橋S(芝1200m)が行なわれ、A.シュタルケ騎手騎乗の4番人気・サザナミ(牝4、美浦・堀厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:08.1(良)。2着にはアタマ差で2番人気・プレイズエターナル(牡6、栗東・安田隆厩舎)、3着には3/4馬身差で1番人気・クリスマス(牝5、美浦・伊藤大厩舎)が続いて入線した。
大外枠からワールンガがハナに立ち単騎で逃げる。トーセンラーク、アドマイヤイナズマが並んで2番手につけ、サザナミは4番手で追走。インスペード、カシノワルツが続き、この外にクリスマス。先行集団は馬群がかたまってレースが進む。人気の一角であるプレイズエターナルは今日も後ろから。後方2、3番手のポジションで勝負どころへ。
直線に入っても粘るワールンガ。しかし残り200mでサザナミがそれを捕らえて先頭に躍り出る。すぐ外からはクリスマスも脚を伸ばすがなかなかその差は詰まらず、かわって大外に出されたプレイズエターナルがただ1頭鋭い末脚で追い込んでくる。ゴール前はサザナミとプレイズエターナルの2頭の争いとなったが、サザナミが猛追を凌ぎきって先頭でゴールに飛び込んだ。
勝ったサザナミはこれで4勝目。3走前のみちのくSでは7着に敗れているが、それ以外の7戦では全て5着以内に入る堅実さを見せている。管理する堀宣行調教師はこれが今年の14勝目。そのうち、本馬の勝ちを含めた7勝が外国人騎手とのコンビで挙げた勝利である。
馬主は株式会社グリーンファーム、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「漣(細波)。母名より連想」。
1着 サザナミ(シュタルケ騎手)
「小柄ですけど、強い気持ちがありますしこの馬はファイターです。先生からは、脚を溜める競馬をしてほしいと言われていましたが、今日は馬場が緩かったのであまり後ろでは難しいだろうと思っていました。スタートダッシュを決めて良い位置につけられましたし、淡々とした流れになったことで脚を溜められました。勝負どころでも馬が自分から走ってくれましたし、最後までしっかり脚を使ってくれました」
2着 プレイズエターナル(戸崎圭騎手)
「終いは堅実に脚を使ってくれますが、今日は勝負どころで進路をどう取ろうか迷ってしまいました。最後はその分ですね」
3着 クリスマス(田辺騎手)
「気の良いタイプなので、休み明けでもそれなりに走れるだろうと思っていました。これまでオープンでも頑張ってきましたし、今日はその頃とは相手も違うので地力で3着にはきていますが、これから更に上を目指していくには最後にもうひと伸びほしいですね。まだ良くなってきそうな感じがします」
4着 アドマイヤイナズマ(丸山騎手)
「ブリンカーと1200の距離が良かったと思います。硬い馬場よりも今日のような軟らかい馬場は合っていますし、よく頑張っていると思います」
5着 アドマイヤゴッド(横山典騎手)
「よく頑張っていますよ」
船橋Sの結果・払戻金はコチラ⇒
サザナミ
(牝4、美浦・堀厩舎)
父:ディープインパクト
母:クーデンビーチ
母父:Peintre Celebre
通算成績:9戦4勝
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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