トピックスTopics
【阪神牝馬S】M.デムーロ&スマートレイアーがG1馬を抑えて重賞2連勝!
2016/4/9(土)
4月9日(土)、2回阪神5日目11Rで第59回阪神牝馬S(G2)(芝1600m)が行なわれ、M.デムーロ騎手騎乗の2番人気・スマートレイアー(牝6、栗東・大久龍厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:33.1(良)。2着にはクビ差で1番人気・ミッキークイーン(牝4、栗東・池江寿厩舎)、3着には3/4馬身差で5番人気・ウインプリメーラ(牝6、栗東・大久龍厩舎)が続いて入線した。
少しバラけたスタートから最内枠のダンツキャンサーが飛び出したが、スマートレイアーがすぐさま並びかける。ダンスアミーガ、ウインプリメーラと続き、ストレイトガールは5番手からやや行きたがる格好で先団へ。1番人気のミッキークイーンは後方4番手から徐々に進出。レッドリヴェール、アンドリエッテが最後方から進み、馬群はやや縦長の展開。
向こう正面でハナを取り切ったスマートレイアーが先頭で直線を向くと、馬場の真ん中からカフェブリリアント、ストレイトガール、ウインプリメーラが脚を伸ばす。ミッキークイーンは馬群の中に進路を取り、やや窮屈なポジション。二の脚で後続を離したスマートレイアーがこのまま楽に押し切るかと思われたが、ミッキークイーンが馬群を捌くと一気にエンジン全開。スマートレイアーを猛追し、ゴール前は際どくなったが、スマートレイアーがクビ差抑えて逃げ切り勝ち。5月15日に東京競馬場で行われるヴィクトリアマイル(G1)の優先出走権を獲得した。
勝ったスマートレイアーは、2年前のこのレースの勝ち馬で重賞2連勝。2年前は強烈な末脚で豪快に差し切ったが、前走の東京新聞杯ではそれまでの待機策から一転しての逃げ切り勝ち。今回も自分からレースを作っての押し切りで、悲願のG1獲りへ本番のヴィクトリアマイルでどんな戦法をとるか注目される。
馬主は大川徹氏、生産者は新ひだか町の岡田スタツド。馬名の意味由来は「冠名+層」。
阪神牝馬Sの結果・払戻金はコチラ⇒
スマートレイアー
(牝6、栗東・大久龍厩舎)
父:ディープインパクト
母:スノースタイル
母父:ホワイトマズル
通算成績:20戦8勝
重賞勝利:
14、16年阪神牝馬S(G2)
東京新聞杯(G3)
ミッキークイーンは猛追及ばず2着
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2024/12/22(日) 【有馬記念】輝いた復活の末脚!戸崎騎手&3歳牝馬レガレイラが優勝!
- 2024/12/22(日) 【ホープフルS】出走馬格付けバトル!圧倒的な総合1位に輝いた来年の主役候補とは
- 2024/12/21(土) 【阪神カップ】ビッグタイトルへ好発進!ナムラクレアが重賞5勝目を挙げる
- 2024/12/21(土) 【中山大障害】返り咲いた大輪!ニシノデイジーが2年ぶり2度目V
- 2024/12/22(日) 【有馬記念】元ジョッキーの注目は伏兵!G1未勝利でも能力はヒケを取らない!?
- 2024/12/21(土) 【有馬記念】逃げ候補は横山典弘ダノンデサイル!「絶好ポジション」から抜け出す逆転候補
- 2024/12/21(土) 【有馬記念】3年前は伏兵ズバリ!「世相」を表すグランプリで超ド級の爆穴馬が浮上
- 2024/12/20(金) 明日は中山大障害!!【高田潤コラム】