トピックスTopics
自分のリズムで末脚勝負に徹した2着マカヒキ川田「次のダービーで逆転したい」
2016/4/17(日)
先団でファイトをむき出しにして、ハイペースを作ったリオンディーズとは対照的に、自分のリズムに徹して末脚勝負にかけた3番人気のマカヒキ(牡3、栗東・友道厩舎)。差し馬に絶好のペースとなり、直線は思惑通りの伸びを見せ、『3強』では最先着を果たしたが、先に抜け出した伏兵ディーマジェスティを捕らえることは出来ず2着に敗れた。3番人気とはいえ、クラシックレースで『3強』の一角として多くのファンに支持される中、後方からレースを進めるのは非常に勇気がいることだが、そこは度胸の良さで知られる川田将雅騎手。「スタートは出ましたし、あの位置も予定どおり。流れも絶好でした」とほぼ完璧なレースを見せたが、誤算はディーマジェスティ。「いい雰囲気で回ってこれ、ライバルと思った馬は捕えたのですが……。ディーマジェスティが前にいましたね」と悔しさを滲ませた。
管理する友道康夫調教師も「仕上げに関しては完璧にいきました。内枠もあり、位置取りは後ろになりましたが、初めてのジョッキーでも、ゲートの問題もなく、折り合いが付きました」とレース内容には満足も、川田騎手同様に悔しそうな表情を見せた。
ここまで偉大な父・ディープインパクトと同じ道を歩み、このレースでもメンバー最速の上がりを叩き出したが結果は2着。奇しくも勝ったディーマジェスティはディープインパクト産駒で、ワン・ツー・スリーを独占。晴れて皐月賞馬の父となったのだが、何とも複雑な結果となってしまった。
デビューからの連勝はストップも、直線で見せた末脚はやはり一級品。「次のダービーで逆転したいですね」(川田騎手)、「ダービーで巻き返したいですよ」(友道調教師)と、長い府中の直線でのリベンジを誓った。
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2025/11/3(月) 【JBCクラシック】圧巻!圧倒!ミッキーファイトが完勝!
- 2025/11/3(月) 【JBCスプリント】南関で開眼!ファーンヒルが逃げ切り中央馬を封じる
- 2025/11/3(月) 【JBCレディスクラシック】女王が帰ってきた!アンモシエラ、昨年と同じ逃走劇で2連覇達成!
- 2025/11/2(日) 【天皇賞・秋】3年ぶり3歳馬V!マスカレードボール、古馬撃破でG1初制覇!
- 2025/11/2(日) 【JBCクラシック】G1馬ミッキーファイト、さらなる可能性を求めて挑む一戦!
- 2025/11/3(月) 【2歳馬情報】グランプリホースの弟など良血馬たちがデビュー!
- 2025/11/2(日) 【BCクラシック】これがフォーエバーヤングだ!ついに歴史の扉を開け優勝!
- 2025/11/1(土) 【ファンタジーS】ゴール前で差し切り!良血馬フェスティバルヒルが重賞初制覇!






