マイネルキッツ・国枝調教師のコメント

トピックス

09年春の天皇賞馬マイネルキッツが今週のAJCCから始動する。 前走は有馬記念に出走して5着。

「G1のメンバーの中でよく頑張ってくれましたね」と、国枝調教師はレースを振り返る。

AJCCに向けての調整過程に関しては
「レース後、疲れもなかったので、昨年と同じローテーションで天皇賞に向かおうと思いました。少し楽をさせて、ずっと厩舎に置いていました。ポリトラックやウッドでもやって来ましたけど、のんびりするところがあるので坂路で気分を変えたりして来ました。調教駆けしない馬ですけど、良い伸びでしたし動きも良かったです」と、順調な様子。

「特にガラっと変わったところはありませんが、順調に来ている事が強みですね。距離はもっとあった方が良いかもしれませんが、スタート後の直線が長いので良い位置を取れれば良いですね。ある程度の位置でコースロスなく走ってくれれば良いと思いますよ。後は59キロが気になりますが、去年は57キロで4着だったから力を付けた今なら克服してくれるんじゃないかな」と、国枝調教師は自信を見せる。

マツリダゴッホが引退し、厩舎の大黒柱としての活躍が期待されるマイネルキッツの年明け初戦に注目だ。

マイネルキッツ
(牡7、美浦・国枝厩舎)
父:チーフベアハート
母:タカラカンナ
母父:サツカーボーイ
半妹:マイネカンナ
通算成績:33戦6勝
重賞勝利:09年天皇賞(春)(G1)