【しらさぎ賞】ララベルが力の違いを見せ付けて今年初戦を快勝!

4月27日(水)、浦和競馬場で行われた南関東重賞・第54回 しらさぎ賞(S3)(4歳牝 別定 1着賞金:1200万円 ダート1400m)は、吉原寛人騎手騎乗の1番人気・ララベル(牝4、大井・荒山勝厩舎)が優勝。勝ちタイムは1.28.4(良)。

2着は1馬身半差で11番人気・プリンセスバリュー(牝6、大井・村上頼厩舎)、3着は半馬身差で5番人気・ビーインラプチャー(牝6、浦和・小久智厩舎)が続いて入線している。

へレニウムが押して出ていこうとするが、外からエールドランジュがハナを主張。断然人気のララベルは楽に2番手に取り付き、へレニウム、トーコーヴィーナス、プリンセスバリューと追走。馬群は縦長となり、スターローズがポツンと最後方からレースを進める。
3コーナーに差し掛かるとララベルを除く各馬の鞍上が激しく手を動かし、直線入り口でララベルが早くも先頭。吉原騎手のステッキを入れると後続をグイッと引き離し、最後は抑える余裕を見せてゴール。今年の初戦を快勝し、7月6日(水)に川崎競馬場で行われるスパーキングレディーC(Jpn2)の優先出走権を獲得した。

勝ったララベルは南関東最高グレードであるS1レースを3勝している実力馬。このレースは昨年暮れの東京シンデレラマイル2着以来とレースとなったが、終始余裕を持ったレース運びで力の違いを見せ付けた。
馬主は吉田照哉氏、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「魔法の国の住人名より」。

【吉原寛人騎手のコメント】
久しぶりを感じさせないスタートで、しっかりと2番手に付けて行けました。パドックから跨がって、返し馬でも凄くおっとりとしている馬で「これで大丈夫か」と、ゲート裏でも心配になりましたけども、結果を出せてホッとしました。ゲートに入ってからは馬の目つきも変わりましたし、ゲートが開いてからのセンスの良さ、抜群の反応で先行できるあたりは凄いなと思いましたね。

今日は先行馬が強者揃いだったので、何とか自分の競馬が出来るように、また1400mという短い距離なので、ちょっとでも後手を踏むと致命傷になるので、あの位置に付けた時点で安心はしました。あまり激しく追いたくはなかったので、徐々に徐々に早めに動けるところで動いておこうと。距離も1400mで力もある馬でもあるなので押し切れるという自信を持って乗りました。今回は真島くんがケガで休んでいる代打でしたけども、しっかり結果を出して次に繋げることが出来ました。今日は応援ありがとうございました。また、ぜひよろしくお願いします」

ララベル
(牝4、大井・荒山勝厩舎)
父:ゴールドアリュール
母:ブリージーウッズ
母父:ティンバーカントリー
通算成績:11戦7勝
重賞勝利:
16年しらさぎ賞(S3)
15年ロジータ記念(S1)
15年桜花賞(S1)
14年東京2歳優駿牝馬(S1)
14年ローレル賞(S3)

ララベル

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