【オークス】桜花賞馬不在もシンハライト、チェッキーノら24頭が登録!

シンハライト

桜花賞2着のシンハライト。もう2着はいらない

5月22日(日)、2回東京10日目に行われる第77回優駿牝馬(オークス)(G1)(3歳牝 国際 指定 定量 芝2400m)の特別登録馬が発表された。

桜花賞馬ジュエラーが骨折で回避することになり、一転して混戦模様な牝馬クラシック路線。桜花賞4着のメジャーエンブレムがNHKマイルCに向かい見事勝利するなど、牡馬だけでなく牝馬も高いレベルにあることを示してくれた。

中心視されるのは桜花賞2着のシンハライト。桜花賞では2センチ差でジュエラーに敗れたが、レースに勝って勝負に負けた感じで、内容的にはむしろ勝ち馬を上回っていた。ここは断然の主役。鞍上の池添騎手もこの春、G1で僅差の2着が3度続いていることから、ここで雪辱を果たしたいところだ。

フローラSを3馬身差で圧勝したチェッキーノが対抗勢力の筆頭。1分59秒7の勝ち時計はレースレコードのおまけ付きで、距離が400m延びても全く問題なさそうな勝ち方。桜花賞TR、アネモネSを勝利している同馬だが、陣営がオークス向きと判断し、桜花賞には向かわず牝馬二冠目のここへ参戦してきた。兄のコディーノは志し半ばでこの世を去る不幸もあったが、この馬が一族悲願のG1勝利を叶えてくれるかもしれない。

フラワーCを勝ってここへ向かうエンジェルフェイスも有力の1頭。フラワーCではスローペースに上手く持ち込み、最後まで後続の追撃をしのぎ切り逃げきった。オークスは遅い流れになりやすいレースであるし、他に確たる先行馬がいないことから、今回も自分のペースで競馬を運ぶことができれば、04年ダイワエルシエーロのような鮮やかな逃げ切りが見られても不思議ではない。

他にはフィリーズレビュー2着、桜花賞3着と堅実に上位に食い込んでくるアットザシーサイド、近親に皐月賞馬ヴィクトリー、重賞3勝のリンカーンがいるスイートピーSの勝ち馬ジェラシーも本番で侮れない存在だ。

桜花賞から800m延びる、全馬未経験の2400m。若き乙女には過酷なこの舞台を走り抜き、樫の女王の座につくのはどの馬か。特別登録馬は以下の通り。

【優先出走権】
アウェイク 55 吉田豊
アットザシーサイド55 福永
ジェラシー  55 横山典
シンハライト 55 池添
チェッキーノ 55 戸崎
フロムマイハート 55 石橋脩

【収得賞金順】
ウインファビラス 55 松岡
エンジェルフェイス 55 ルメール
デンコウアンジュ 55 川田
ゲッカコウ 55 柴田大
レッドアヴァンセ 55 田辺
ロッテンマイヤー 55 Tベリー
ダイワドレッサー 55 三浦
フロンテアクイーン 55 蛯名

【抽選対象(4/5)】
アドマイヤリード 55 岩田
キンショーユキヒメ 55 松山
ダンツペンダント 55 古川吉
ビッシュ 55 Mデムーロ
ペプチドサプル 55 四位

【除外対象】
アオイプリンセス 55 ○○
クィーンズベスト 55 ○○
サクレディーヴァ 55 ○○
ネオヴェルザンディ 55 ○○
ハマヒルガオ 55 石川

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。

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