【オークス】楽々先着フロンテアクイーン蛯名「状態は上がってきている」

18日、オークス(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、フローラS4着のフロンテアクイーン(牝3、美浦・国枝厩舎)は、蛯名正義騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F83.5-67.9-53.0-38.8-12.6秒をマークした。

【蛯名正義騎手のコメント】
「前走の状態も良かったですし、今回もその良い状態をキープ出来ています。フローラSを使っていますし、今日の追い切りの動きも良かったです。以前はゲートの中でもガタガタしたりしていましたが、何とか形になってきました。本当に良くなってくるのは秋頃かもしれませんが、見栄えがしなかったクイーンCの頃と比べると毛ヅヤも良くなってきましたし、現状としては状態は上がってきています。今回は更にメンバーが強くなりますし、とにかくリズム良く運べればと思っています」

フロンテアクイーン


前走、フローラS5着のビッシュ(牝3、美浦・鹿戸雄厩舎)は、助手を背に南芝コースで追われ、5F67.7-52.4-38.3-11.8秒をマークした。

【鹿戸雄一調教師のコメント】
「前走も流れが向かないなかでもあれだけの脚を使ってくれましたし、やはり能力があるなと思いました。レース後は、いつも通り短期放牧を挟んで調整してきました。この馬も芝コースで追い切りましたが、良い動きを見せていました。元気があって毛ヅヤも良く、体調は万全です。プラス体重で出走できそうです。流れが向かなかった前走は参考になりませんし、流れが向けばもっとやれるのではないかと思っています」

ビッシュ

併せ馬で最終追い切りを行ったビッシュ(右)とダイワドレッサー(左)



前走、クイーンC4着のダイワドレッサー(牝3、美浦・鹿戸雄厩舎)は、三浦皇成騎手を背に南芝コースで追われ、5F68.2-52.7-38.6-11.8秒をマークした。

【鹿戸雄一調教師のコメント】
「予定していたスイートピーSは、体が戻らなかったことと馬に元気がなかったこともあってパスしましたが、ムリしなかったことで馬の調子が良くなりました。昨日の雨で馬場のクッションが良かったですし、力のいるウッドよりも走りやすい芝コースで追い切りました。馬もやる気十分でしたし、良い状態で出走できると思います。マイルでは忙しくて追走に苦労していましたし、距離が延びた方が良いと思います。一気に相手も強化されますが、相手なりに走れるタイプですし上手く流れに乗れればと思います」