【オークス】人馬とも上昇一途!チェッキーノ藤沢和師「すごく期待している」

19日、オークス(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、フローラS1着のチェッキーノ(牝3、美浦・藤沢和厩舎)は、戸崎圭太騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F68.8-53.2-39.4-12.5秒をマークした。

【藤沢和雄調教師のコメント】
「前走は初めての2000の競馬でしたが、想像以上に上手に走ってくれたのでとても喜んでいます。前走からまだ1ヶ月経っていませんが、短期放牧に出して帰厩後も元気良く順調に来ています。先週も調教は出来ていますし、今日はあまり速い時計ではありませんが、みんなと一緒についていくようにという内容の調教でした。先週も今週も元気はありますが、あまり気が入り過ぎていませんし良いかなと思っています。

競馬を使ってきている割りには体も増えてきていますし、今は暖かくなってきていますけど、それほど発汗することもありません。この血統はすごく取り扱いやすくて一生懸命走る血統で、調教は楽な血統だと思います。チェッキーノは穏やかな性格ですし、2000でも上手に走れたのであと400延びても何とかいけるかなと思っています。

チェッキーノのお母さんのハッピーパスはすごく真面目な馬で、1400くらいは馬なりで走っていってしまう馬でしたが、随分穏やかな子が出来ました。お母さんより長いところを走れそうなので、期待しています。今回はメンバーが強くなりますが、久し振りに2400を走れそうな感じのする馬なのですごく期待しています。応援してください」


【戸崎圭太騎手のコメント】
「先週ヴィクトリアマイルを勝たせてもらいましたし、勢いに乗っていきたいですね。チェッキーノはあれだけ強い競馬をしていますし、声をかけてもらったときはビックリしましたが、こういう強い馬に乗せていただけるということですごく感謝しました。これまでのレースを見たところ、ゆったりした走りの馬で気性面は少し敏感なところがあるのかなというイメージでした。実際に調教で乗って、すごくおっとりしてゆったりしていて本当にリラックスして走れているなという感じでしたね。

乗せていただいて、折り合いの心配はないのかなという感じは受けたので、2400に距離が延びるのも全く問題ないなという印象を受けました。距離も長いですし道中リラックスして走らせてあげられれば、前走のようなすごい終いの脚を使ってくれるのではないかな、という感じですね。この馬の血統は、スイッチが入ると真面目で折り合いを欠くような面があるのかなという感じなので、今日乗ってその辺りの心配は解消されましたが、一応気を付けて乗りたいと思います。

クラシックでは去年悔しい思いをしていますし、ここで良い結果を出せたら良いなと思っています。これだけの良い馬に乗せていただいて、緊張もプレッシャーも多少ありますけど、チェッキーノと一緒に楽しんで競馬をしてきたいと思います。応援よろしくお願いいたします」

チェッキーノ