【日本ダービー】初物づくしアジュールローズ「成長を期待して送り出したい」

26日、日本ダービー(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、プリンシパルS1着のアジュールローズ(牡3、美浦・古賀慎厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F66.6-51.8-38.8-12.9秒をマークした。

【古賀慎明調教師のコメント】
「前走はなかなか速いペースで流れたレースだと思いますが、3番手からリズム良く走れました。直線を向いてからは長く良い脚を使ってくれましたし、新たな面が見られたと思います。この中間は中2週のローテーションになりますし、まずは馬の疲れを取りました。先週日曜に5ハロンから時計を出していますし、今日の追い切りも5ハロンから3頭併せの真ん中に入って良い時計で走れていました。これだけやれるくらい馬は回復しています。今回は距離が2400に延びるのは大きな課題になりますが、初年度産駒でデータが少ないとはいえ父はダービー、ジャパンカップとも3着と好走していますし有馬記念も勝っているので、距離に関しては可能性を秘めていると思います。

この馬はダートでデビューしましたが、成長を促しながら使ってきてひとつずつステップアップしてきましたし、今回も成長を期待して送り出したいです。初重賞挑戦がダービーと厳しい条件ではありますが、私にとっても初めてのダービーですし、この舞台に連れていってもらえることを嬉しく思っています。応援してください」

アジュールローズ

アジュールローズ

3頭併せの中央がアジュールローズ