【POG】アンジュシャルマンが好位から競り合いを制して勝ち上がり!…阪神新馬

6月5日(日)、3回阪神2日目5Rで2歳新馬(芝1400m)が行なわれ、鮫島克駿騎手騎乗の2番人気・アンジュシャルマン(牝2、栗東・佐々晶厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:22.6(重)。

2着には半馬身差で4番人気・マイネルパラディ(牡2、栗東・田所厩舎)、3着には6馬身差で6番人気・ハンズスミス(牡2、栗東・西村厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたルイ(牡2、栗東・森厩舎)は5着に敗れた。

ナムラバウアーが出遅れも、その他の各馬は比較的揃ったスタート。アンジュシャルマンが好スタートからハナを奪う勢い。内からダブルスプリットが並んで先行。人気のルイは頭を上げて追っ付けながらの追走。道中の入れ替わりはなく、ダブルスプリットとアンジュシャルマンがそのまま先頭で並び4角から直線へ。

残り250m付近で早々とアンジュシャルマンが先頭に立つ。その後ろからピンクの帽子マイネルパラディが忍び寄ってくる。一完歩ずつ伸びてくるが、坂を登ってアンジュシャルマンが二枚腰を使い、最後まで粘りを見せて先頭ゴールイン。2着に追い詰めたマイネルパラディ、離れた3着には逃げたダブルスプリットを交わしてハンズスミスが入った。

勝ったアンジュシャルマンは半兄に準オープンのテンペルらがおり、3勝以上を挙げている馬が4頭と安定した産駒を出している血統の持ち主。クラブでの募集価格は1600万円。
今後は牝馬クラシック路線に駒を進めていくことになるが、父がマンハッタンカフェで成長力はありそうで、距離延長も歓迎だろう。
マンハッタンカフェ牝馬と言えば、秋華賞を制したレッドディザイア。同馬は先日この世を去っており、同じ父の産駒として、昨年亡くなった父の分も含めて、今後の活躍を期待したい。
馬主は有限会社キャロットファーム、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「魅力的な天使(仏)」。

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アンジュシャルマン
(牝2、栗東・佐々晶厩舎)
父:マンハッタンカフェ
母:シーズアン
母父:Zieten

アンジュシャルマン

アンジュシャルマン

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