【マーメイドS】復活期待ココロノアイ尾関師「だいぶこの馬らしさが出てきた」

8日、マーメイドS(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、阪神牝馬S5着のココロノアイ(牝4、美浦・尾関厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F55.5-40.3-12.7秒をマークした。

【尾関知人調教師のコメント】
「今日の追い切りは、半マイルの入りも落ち着いていて良かったですね。除外も織り込み済みで調整を進めてきましたし、だいぶこの馬らしさが出てきました。前走のマイルよりも、今回の2000の方がコーナーもありますしペースが速くなるかもしれないので、その辺りにも期待しています」

ココロノアイ


前走、ヴィクトリアM9着のシュンドルボン(牝5、美浦・矢野英厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F50.9-38.2-12.6秒をマークした。

【矢野英一調教師のコメント】
「前走は、少し前めのポジションを取ろうとジョッキーと話していましたが、やはりG1のペースということもあって馬が戸惑っているところがありました。実績があるので前走同様に吉田豊騎手でも問題はありませんでしたが、田辺騎手はこの馬を作り上げていくなかでのキーパーソンなので、馬の成長を確かめてもらいたいという考えもあって今回騎乗を依頼しました。

今日の追い切りは反応を確かめる程度でしたが、併せ馬の相手を並ぶ間もなく交わしていきましたし動きは良かったです。先週もしっかりやっていますし、あとは体調を整えて輸送をしてどういう競馬が出来るかでしょう。2000は特に問題ありませんし、もう少し距離が延びてもいいかと思っているくらいです。今回はハンデ56キロで、G1馬と同じだけ背負わされているのは可哀想な気がしますけど、厩舎全体が良い流れできていますしそれに乗りたいですね」

シュンドルボン