トピックスTopics
【宝塚記念】ファン投票第1位に輝いたのはキタサンブラック!
2016/6/10(金)
6月26日(日)、阪神競馬場で行われる第57回 宝塚記念(G1)のファン投票最終結果が発表された。堂々の1位に輝いたのは8万2121票を集めたキタサンブラック(牡4、栗東・清水久厩舎)。前走の天皇賞(春)は自らハナに立ち、カレンミロティック(16位、セン8、栗東・平田厩舎)との叩き合いを4センチ差で制し、昨年の菊花賞に続いて2つ目のG1タイトルを獲得。逃げても差しても、馬場も距離も関係なく確実に上位に食い込んでくる自在性は現役No.1と言っていい。国民的な人気を誇る北島三郎オーナーがグランプリの舞台で再び「まつり」を唄うことができるか。
続く2位がラブリーデイ(牡6、栗東・池江寿厩舎)で6万4269票。昨年はここ宝塚記念で初めてのG1タイトルを手中に収め、秋の天皇賞も制覇。重賞6勝の快進撃を見せた。前走は香港のクイーンエリザベス2世Cに挑戦。初の海外遠征、道悪馬場なども影響して4着に敗れたが、まだまだ力は健在。ゴールドシップに次ぐ史上2頭目の宝塚記念連覇に向けて、たくさんのファンの支持を受けた。
牝馬ながら昨年のJCを制したショウナンパンドラ(牝5、栗東・高野厩舎)が3位、4連勝で有馬記念を制したゴールドアクター(牡5、美浦・中川厩舎)が4位、昨年の牝馬二冠ミッキークイーン(牝4、栗東・池江寿厩舎)が5位と多くの票数を獲得したが、ショウナンパンドラが骨折、ゴールドアクターとミッキークイーンが状態が整わないということで、回避を発表したのが少し残念なところだ。いずれも秋にはまたターフに戻ってきて元気な姿を見せて欲しい。
そして、6位にランクインしたのが昨年の二冠馬ドゥラメンテ(牡4、美浦・堀厩舎)。実績的にこの人気順位というのは少し意外な印象だったが、秘めたポテンシャルは国内で、いや世界的に見てもトップクラスといえるもの。2着だったドバイシーマCからのぶっつけとなるが、早くからここを目標に調整されてきたので、仕上がりには不安はないだろう。今回のレースを制し、再び頂点に君臨して秋には凱旋門賞に挑戦する青写真がもう浮かんでいる。どんなレースをするか、今から楽しみでたまらない。
キタサン祭りか、ラブリーの連覇か、ドゥラメンテが貫禄を見せるのか……グランプリの舞台で勝ち名乗りを挙げるのは、果たしてどの馬か。ファン投票、上位20頭は以下のとおり。
1 キタサンブラック 82,121 牡4
2 ラブリーデイ 64,269 牡6
3 ショウナンパンドラ 55,794 牝5
4 ゴールドアクター 51,383 牡5
5 ミッキークイーン 48,744 牝4
6 ドゥラメンテ 40,652 牡4
7 マリアライト 33,348 牝5
8 モーリス 31,177 牡5
9 リアルスティール 27,553 牡4
10 マカヒキ 26,762 牡3
11 サウンズオブアース 23,773 牡5
12 メジャーエンブレム 23,707 牝3
13 トーホウジャッカル 22,557 牡5
14 ディーマジェスティ 21,927 牡3
15 アンビシャス 21,636 牡4
16 カレンミロティック 19,871 セン8
17 リオンディーズ 19,742 牡3
18 エイシンヒカリ 18,588 牡5
19 イスラボニータ 17,952 牡5
20 シンハライト 16,215 牝3
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2024/11/21(木) ジャパンカップデーは6鞍に騎乗します【柴田大知コラム】
- 2024/11/21(木) 【兵庫ジュニアグランプリ】進路取り光った!坂井瑠星&ハッピーマンが差し切りV
- 2024/11/21(木) 【ジャパンカップ】重賞最強データ!複勝率7割を超える「ベタ買い推奨」の堅軸候補
- 2024/11/20(水) 【浦和記念】アウトレンジが圧勝し父に重賞タイトルをプレゼント!
- 2024/11/20(水) 【ジャパンカップ】ここがドゥレッツァの最適条件!?「一番合うかも」と師が語る
- 2024/11/20(水) 【京阪杯】臨戦過程が違うウインカーネリアンが1200mに挑む
- 2024/11/17(日) 【マイルCS】魂の一撃!ソウルラッシュが悲願のG1初制覇!
- 2024/11/18(月) 【2歳馬情報】ジャパンCデーの東京&京都に桜花賞馬の娘が登場!