【ユニコーンS】イーグルフェザー吉田豊「メンバーが強くなっても頑張れそう」

15日、ユニコーンS(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、3歳500万下(4/24・東京・ダ1600)1着のイーグルフェザー(牡3、美浦・小笠厩舎)は、吉田豊騎手を背に坂路コースで追われ、4F53.2-38.6-26.0-13.4秒をマークした。

【吉田豊騎手のコメント】
「しっかりした馬ですし、追い切りで乗った感じクセもありませんでしたし良い雰囲気でした。抜け出すとフワフワする面を見せましたし、レースではあまり早めに抜け出さない形の方がいいかもしれませんね。そういうタイプなので、メンバーが強くなっても頑張れそうな感じがします」

イーグルフェザー


前走、3歳500万下(5/7・京都・ダ1200)1着のスミレ(牝3、美浦・加藤征厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F53.3-39.0-13.5秒をマークした。

【加藤征弘調教師のコメント】
「最初の頃は、スタートがすごく良かったですしある程度の位置から競馬をしていましたが、気持ちが前向きになり過ぎたところもありました。ダートを使って道中で砂を被って息を入れることを覚えてきましたし、前走はジョッキーと終いを生かそうと相談していてその通りの競馬が出来ました。前走後は体を戻すことを考えてノーザンファーム天栄へ放牧に出しましたが、フックラして戻ってきました。

先週に併せ馬でしっかりやっていますし、牝馬ということもあるので今日は半マイルから単走で穏やかに走らせました。動きも良かったですし、今季一番の状態でレースに迎えると思います。東京マイルは向こう流しが少し長いので、そこでペースが落ち着いたときに気持ちが入り過ぎなければいいなと思いますが、レースを覚えてきて終いも良くなっていますからね。今回も期待以上の末脚を繰り出してくれれば、と思います」

スミレ


前走、3歳500万下・牝(6/5・東京・ダ1400)1着のノーブルサンズ(牝3、美浦・田村厩舎)は、助手を背に坂路コースで追われ、4F56.2-40.8-26.5-13.1秒をマークした。

【田村康仁調教師のコメント】
「2走前のときの調教でも三浦騎手が良い感触を掴んでくれていましたし、レースでも結果を出してくれました。前走も良い競馬をしてくれましたし、東京開催で2回続けて勝てるのはまぐれではないでしょう。小柄な馬ですし見た目からダートタイプという感じではありませんが、良いセンスをしています。

以前は後躯のパワーが足りないと思っていましたが、今は後躯がしっかりしてきて前躯とのバランスも良くなってきました。重賞で相手が揃っていて、正直家賃が高いかとは思いますが、この馬も前走で降級馬相手に勝っていますし、それほど差のない競馬が出来るのではないかと思っています」