【POG】アンノートルが好位から抜け出しアイルハヴアナザー産駒初勝利…東京新馬

6月25日(土)、3回東京7日目5Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、松岡正海騎手騎乗の2番人気・アンノートル(牡2、美浦・池上弘厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:37.6(稍重)。

2着には1馬身3/4差で7番人気・リョウランプリーモ(牡2、美浦・小野次厩舎)、3着にはクビ差で9番人気・フラワープレミア(牡2、美浦・池上弘厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたハウメア(牝2、美浦・藤沢和厩舎)は7着に敗れた。

勝ち馬は好スタートを切り、道中は逃げたフラワープレミアの2番手を追走。降雨の影響で渋った馬場もなんのその、残り200mで前の馬をキッチリと交わして先頭でゴールを駆け抜けた。

勝ったアンノートルは新種牡馬アイルハヴアナザー産駒。現役時代は米国でケンタッキーダービー、プリークネスSの二冠を制している。この勝利が種牡馬としての初勝利となった。
牧場時代から評判が高かった同馬は、来年春の英ダービーに登録をしているなど、ビッグレッドFの岡田繁幸氏も大きな夢をかかげる1頭。今後のさらなる活躍に期待したい。
馬主は有限会社ビッグレッドファーム、生産者は日高町の山際辰夫氏。馬名の意味由来は「おかわり、もう一つ(仏)、父名より連想」

1着 アンノートル(松岡騎手)
「稽古でひと追いごとに良くなっていましたし、それがレースに繋がりましたね。直線でトモを滑らせていましたし、今日のような馬場より良馬場なら更に良いと思います。スピードタイプですが、あえてマイルから使ってもらうように自分から提案しました。これから少しずつ距離を延ばしていけば対応できると思います」

2着 リョウランプリーモ(田中勝騎手)
「スタートはイマイチでしたが、それなりについていけましたし終いも脚を使っています。素直ですし、馬込みも気にしないので良いですね」

3着 フラワープレミア(江田照騎手)
「十分乗り込まれていましたし、ゲート試験でも良いスタートを切れていましたからね。勝ち馬が可愛がってくれたこともありますが、よく頑張ってくれました」

4着 ルックアットミー(的場騎手)
「試験のときからゲートは速くありませんでしたからね。行き脚がつくまで時間がかかりましたが、終いは良い脚を使ってくれました。流れに乗って競馬が出来るようになれば更に良いですね」

5着 テソーロ(柴田大騎手)
「オットリした気性で、終始促しながらの追走になりました。乗り味は良いですし、前向きさが出てくれば更に良くなると思います」

7着 ハウメア(戸崎圭騎手)
「返し馬の感じは良かったですけど、直線で伸び切れませんでした。走り切れていない感じがしました」

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アンノートル
(牡2、美浦・池上弘厩舎)
父:アイルハヴアナザー
母:タイキシャイン
母父:タイキシャトル
アンノートル

アンノートル

アンノートル


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