大知&マイネルアウラートが最内を突いてオープン初勝利!…パラダイスS

6月26日(日)、3回東京8日目11RでパラダイスS(芝1400m)が行なわれ、柴田大知騎手騎乗の2番人気・マイネルアウラート(牡5、美浦・高橋裕厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:21.0(良)。

2着には1馬身半差で8番人気・ゴールデンナンバー(牝7、美浦・萩原厩舎)、3着にはハナ差で9番人気・ウエスタンメルシー(牝5、美浦・奥村武厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたミッキーラブソング(牡5、栗東・橋口慎厩舎)は8着に敗れた。

ゼウスが好スタートを決めて敢然とハナを主張。差がなくホウライアキコ、カオスモス、アミカブルナンバーと続き、マイネルアウラートはその後ろのインでジッと脚をためる。馬群は縦長となり、ショウナンナンバーは後方3番手、初めての東京コースとなったミッキーラブソングは最後方からレースを進める。
ゼウスが12頭を従えて直線に入るが、余力はなく、最内を突いたマイネルアウラートが先頭へ。アミカブルナンバー、カオスモス、馬群を縫ってゴールデンナンバーも詰め寄るも、ロスなく立ち回ったマイネルアウラートがセーフティリードを保ってゴールした。

勝ったマイネルアウラートは、通算6勝目でオープンでは初勝利。昨年の暮れに1000万、準オープンを連勝してオープン入りを果たし、2走前の東京新聞杯では0.5秒差の3着に入るなど、5歳を迎えて地力強化を示していた。立ち回りの巧さを生かし、今後は重賞Vの期待もかかる。
馬主は株式会社サラブレッドクラブ・ラフィアン、生産者は新冠町のビッグレッドファーム。馬名の意味由来は「冠名+黄金色(伊)」。

1着 マイネルアウラート(柴田大騎手)
「うまく内があいたのが良かったですね。高速馬場よりは今日みたいなちょっと時計がかかる馬場のほうが良いですね。直線に向いた時は手応えがどうかな…と思いましたが最後まで馬が良く頑張ってくれました。本当に偉い馬ですね」

2着 ゴールデンナンバー(武士沢騎手)
「内めを回って良いレースができました。スタートでぶつけられたのが痛かったね。やっぱり府中は合っているんだと思う。オープンでもやれる力はあるよ」

3着ウエスタンメルシー(松岡騎手)
「久しぶりに乗ったけど、クセは知ってました。良馬場の方がいいですね。東京は合うと思います」

5着アミカブルナンバー(田中勝騎手)
「もう少し脚を溜めていきたかったですね。頑張っていると思います」

7着フレイムヘイロー(木幡巧騎手)
「右に寄れたのが痛かったです。自分のペースで走らせました。直線で脚を伸ばしてくれたけれど、前が壁になったのはもったいなかったです」

8着ミッキーラブソング(松若騎手)
「ゲートを出てすぐ挟まれたのが全てです」

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マイネルアウラート
(牡5、美浦・高橋裕厩舎)
父:ステイゴールド
母:マイネシャンゼリゼ
母父:トウカイテイオー
通算成績:26戦6勝

マイネルアウラート

マイネルアウラート

マイネルアウラート

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