【POG】メイショウミズカゼら土曜中京6Rトレセン直送トーク

7月9日(土) 3回中京3日目6R 2歳新馬(ダ1400m)

和田竜二騎手騎乗のブルベアパンサー(牡2、栗東・沖厩舎)は北海道オータムセール出身で、落札価格は712万円。6日の追い切りでは坂路で53.1秒を計測。2週続けて一杯に追われ53秒台をマークしており、体調の良さをアピール。

杉山調教助手「乗り込みも十分にやってきたし、ゲート、調教時計ともに水準以上をクリアしています。前向きな性格をしているし、実戦でさらに良さが出るんじゃないかな」とコメント。父シニスターミニスター、母の父がスキャンと筋金入りのダート血統。血統のアドバンテージを生かして新馬勝ちを狙う。

JRAブリーズアップセールにて1350万円で落札されたメイケイライジン(牡2、栗東・清水久厩舎)は坂路で最終追い。4F51.6秒とこの時期の2歳馬としてはかなりの好時計をマーク。先週、2週前ともにCWでもみっちりと追われ、新馬戦から能力を発揮できる状態に仕上げてきた。

「ゲートも速いし、今週は坂路でいい時計で動いたように良いモノはもっています。ただ、まだ随所に幼い面が目立つ。これが実戦でどう出るかな」と押田調教助手。最後はやや辛口な口調も、調教での動きは上々。秘める素質を生かしてどこまでやれるかといったところか。

近親に牝馬二冠メイショウマンボがいるメイショウミズカゼ(牡2、栗東・飯田祐厩舎)は、坂路で追われ4F53.8秒をマーク。終いも12.2秒と最後までしっかりとした脚色で駆け上がった。

管理する飯田祐史調教師は「姉(メイショウユウダチ=千二ダートの新馬戦V)同様にゲートは速いし、良いスピードもありますよ。いかにも初戦からのタイプです」とコメント。先週もCWで良い動きを見せており、新馬戦から仕上がりに抜かりはない。初戦から勝負気配だ。