【七夕賞】アルバートドックが絶好調・圭太に導かれ重賞2勝目!

アルバートドック

7月10日(日)、2回福島4日目11Rで第52回七夕賞(G3)(芝2000m)が行なわれ、戸崎圭太騎手騎乗の2番人気・アルバートドック(牡4、栗東・須貝尚厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:58.4(良)。

2着には半馬身差で5番人気・ダコール(牡8、栗東・中竹厩舎)、3着には3馬身差で11番人気・オリオンザジャパン(セ6、美浦・小西厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたシャイニープリンス(牡6、美浦・栗田博厩舎)は9着に敗れた。

大方の予想通り、メイショウナルトが敢然とハナへ。5馬身ほどのリードを取って向こう正面に入り、2番手にヤマニンボワラクテ、以下ウインリバティ、クリールカイザー、マーティンボロ、1番人気のシャイニープリンスもスムーズに好位に取り付く。アルバートドックはちょうど中団。それを見るようにダコール、バーディーイーグル、そこから後方4頭はバラけてルミナスウォリアー、オリオンザジャパン、マジェスティハーツは最後方から終いにかける。
逃げたメイショウナルトは4角手前で一杯。代わってクリールカイザーが先頭に立って粘り込みを図るが、3コーナーから勢いを付けて上がってきたアルバートドックが並ぶ間もなくクリールカイザーを捕らえて先頭へ。外からダコールも迫ってくるが、アルバートドックの脚は最後まで衰えず、2つ目の重賞タイトルを手に入れた。

勝ったアルバートドックは、2月の小倉大賞典を勝ったあと、松田博資調教師の定年に伴い、現在の須貝尚介厩舎に転厩。3戦して思うような結果を残せなかったが、テン乗りとなった戸崎圭太騎手の好判断で押し切り勝ち。全国リーディングトップを走る絶好調ジョッキーが1999年以来、長く現れなかった4歳馬の勝利を見事にアシストした。

馬主は株式会社G1レーシング、生産者は白老町の(有)社台コーポレーション白老ファーム。馬名の意味由来は「イギリス港湾都市リバプールにあるウォーターフロント地区」。


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アルバートドック
(牡4、栗東・須貝尚厩舎)
父:ディープインパクト
母:ゴールデンドックエー
母父:Unusual Heat
通算成績:17戦5勝
重賞勝利:
16年七夕賞(G3)
16年小倉大賞典(G3)

アルバートドック

アルバートドック

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