スリーロールスがレックススタッドにスタッドイン

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昨年の菊花賞馬スリーロールス(牡4)が1月24日、種牡馬として繋養される新ひだか町のレックススタッドに到着した。今春の種付料は現在のところ未定。

スリーロールスは父も96年の菊花賞馬・ダンスインザダーク、母が府中牝馬S3着のスリーローマンという血統。

一昨年、「伝説の新馬戦」と謳われる10月26日の2歳新馬戦(芝1,800m)で、アンライバルド、リーチザクラウン、ブエナビスタに次ぐ4着。
初勝利が3戦目だったが、翌年の5月に500万下、前走、野分特別(1000万下)で勝ち上がり、抽選を突破して菊花賞を優勝。

「伝説の新馬戦」の上位4頭が一堂に会した有馬記念では、2週目の向こう正面で、故障を発生して競走中止。その後も、復帰の道を探ったが、あえなく引退することになった。
馬主は永井商事。生産者は新ひだかの武牧場。馬名の意味由来は「冠名+車名より」。通算獲得賞金は1億8795万5000円(付加賞含む)。

スリーロールス
父:ダンスインザダーク
母:スリーローマン
母父:ブライアンズタイム
通算成績:12戦4勝
重賞勝利:09年菊花賞(G1)