【POG】クライムメジャーら日曜中京5Rトレセン直送トーク

●7月24日(日) 3回中京8日目5R 2歳新馬(芝1600m)

兄に重賞4勝のサトノノブレスを持つクライムメジャー(牡2、栗東・池江寿厩舎)は、その名前からも想像できるダイワメジャー産駒。

「1週前の坂路で50秒台と調教で抜群に動いています。ダイワメジャー産駒で前向きな性格をしているし、初戦からやれそうです」と、兼武調教助手は自信に満ちたコメント。M.デムーロ騎手を配し、2歳戦に強い父の血を武器に新馬勝ちを狙う。


ピスカデーラ(牝2、栗東・池添学厩舎)は、近親にドバイのゴドルフィンマイルや南部杯を連覇するなどG1を4勝したユートピアがいるブラックタイド産駒。昨年のセレクトセールにて2700万円で落札され、最終追い切りでは松山弘平騎手を背に大きく先着を果たした。

池添学調教師は「段階を踏みながら調教をやってきたし、着実に良くなってきました。まだもう一段階ギアが隠れていそう。それを実戦で出して欲しいですね」と愛馬の秘めた素質に期待を寄せている。


鞍上にC.ルメール騎手を迎えてデビューするのはハーツクライ産駒のアドマイヤミヤビ(牝2、栗東・友道厩舎)。一昨年のセレクトセールにて4428万円で取引され、祖母の弟にディープインパクトがいる良血馬だ。

先週、長めを一杯に追われて上々のタイムをマーク。大江調教助手は「先週に勝ったトリコロールブルーらと併せ馬もやってきましたからね。この馬も高いレベルで仕上がっています。将来性も感じさせるし、初戦から期待しています」と、2週連続の新馬勝ちに気合十分の様子。


新種牡馬ルーラーシップの仔ラピッドシップ(牡2、栗東・角居厩舎)は、6月半ばから入念に攻め馬を消化。ひと追い毎に素軽さが増し、岸本調教助手のトーンも「徐々に体力がついてルーラーシップ産駒らしさが出てきました。調教でも追ってからの反応もいいですしね。いい雰囲気で初戦を迎えられます」と上がってきた。

近親にユニコーンSを勝ったバーディバーディ、先日オープン入りを果たしたバーディーイーグルの兄弟や若駒S、若草Sで2着に入ったケージーフジキセキらオープンで活躍した馬いる地味ながら活気のある血統背景を持っている。


サトノマサムネ(牡2、栗東・西園厩舎)は、坂路での時計はやや地味だが、7日のCWでは6F80秒を切る好タイムをマーク。坂路でもひと追い毎に時計を詰めており、父のゼンノロブロイ同様、実戦に行って味がありそうなタイプ。

西園調教助手も「ここまで十分に調教を積んでこれたし、中間にはCウッドで79秒台で動いています。スマートニンバス(先週の新馬戦2着)と互角に動けてるし、なかなかいい馬ですよ」と色気たっぷりのコメント。こちらは一昨年のセレクトセールにて3888万円で落札。初戦は和田竜二騎手が手綱をとる。