重賞初勝利を狙うベストロケーション

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1000万、準オープンを連勝し勢いに乗るベストロケーション(牝5、美浦・鹿戸雄厩舎)が、日曜京都メイン京都牝馬ステークスで重賞初制覇を狙う。

「昨年4月から3着を外していないでしょう?しかもクラスが上がってレース振りがどんどん良くなってきている。前走が一番強かったものね。お母さんがダイナアクトレスだし、元々能力は高かったんだろうね。兄のステージチャンプと同様、血統に奥手のタイプなのかもしれない」と担当の小松厩務員は語る。

ここ9戦連続で1200mに出走しており、今回はデビュー戦以来となる芝1600mへの出走となるが「スピードがあるので行けば行けるし、抑えもきくタイプ。マイルくらいまでなら何とかなりそう」と、距離に関しても不安はない様子だ。

京都への輸送に関しても「牝馬だけどカイ食いの良い馬だし、厩の中でも大人しいし対応出来ると思う」と、前向き。

「調子が落ちると体が硬くなる馬だけど、ほとんどそういう面はなく柔らかい。今までで一番良い状態じゃないかな。雑誌を見るとあまり人気が無さそうだけど、ちょっと面白いんじゃないかと思っている」
春の最大目標であるヴィクトリアマイルに向け、どのような走りを見せるか注目だ。

ベストロケーション
(牝5、美浦・鹿戸雄厩舎)
父:クロフネ
:ダイナアクトレス
母父:ノーザンテースト
通算成績:14戦5勝