【POG】伏兵カシノマストが直線で後続を振り切り6馬身差でV!…小倉新馬

カシノマスト

7月31日(日)、2回小倉2日目6Rで2歳新馬(芝1200m)が行なわれ、川須栄彦騎手騎乗の6番人気・カシノマスト(牡2、美浦・蛯名厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:09.6(良)。

2着には6馬身差で1番人気・メイショウカリナン(牡2、栗東・浅見厩舎)、3着には半馬身差で2番人気・ゼットパール(牝2、栗東・宮厩舎)が続いて入線した。

レースはマラードザレコードが大きく出遅れるも他の各馬はまとまったスタート。マサルとカシノマストによるハナ争いとなったが、内からマサルが抜けだして先頭へ。2頭の後ろにワンダーフルリールやゼットパールが続いた。コーナー手前で先頭がカシノマストに変わると、徐々に差をつけ始めて直線へ。
直線に入ると、カシノマストはぐんぐんと後続を引き離して独走状態に。その他各馬も懸命に後方から追い上げたが2着争いまで。結局2着に6馬身差の大差をつけて、カシノマストがゴール板を駆け抜けた。

勝ったカシノマストは、ひとつ前の小倉5R新馬戦(九州産馬)を除外になり、6Rへと登録した経緯を持つ九州産馬。それでも、5Rの勝ち時計よりも早い時計を出しており、圧倒的な存在感を見せつけた。
近親にはスプリンターズSや、本日行われるアイビスSDを制したカルストンライトオに、根岸Sを制したメイショウマシュウらがいる血統。また、母レインボウスズランも、引退こそ早かったものの2歳時から結果を出しており、早い段階から結果を残すことが出来る血統となっている。カシノマストも両親のように早い段階での活躍に期待がかかる。
馬主は柏木務氏、生産者は鹿児島県の神野生男氏。馬名の意味由来は「冠名+帆柱」。

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カシノマスト
(牡2、美浦・蛯名厩舎)
父:キャプテントゥーレ
母:レインボウスズラン
母父:スキャン


カシノマスト

カシノマスト

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