【レパードS】ピット&ネクスト2頭で挑む清水久師 中間は両馬とも好時計マーク!

3日、レパードSの追い切りが栗東トレセンにて行われた。

2頭出しで挑む清水久詞調教師が管理する1頭、ピットボス(牡3、栗東・清水久厩舎)は清水久師自身が跨ってCWに登場。6Fから85.1-67.9-52.6-39.0-12.3秒をマークした。

「デビュー当初と比べると大分、精神面で成長してきましたよ。調教はいつものように前に馬を置いてそれを追いかける形で。集中していい追い切りでした。前走はスタートから積極的に動いてもらって、長い直線をしぶとく頑張っていた。強い内容だったと思いますよ」と騎乗した清水久師。前走のユニコーンSは先行して最後までしぶとく粘り4着でフィニッシュ。先週にはCWで79秒台の猛時計を叩き出しており、前走以上の走りが期待できそうだ。

もう1頭の管理馬、ネクストムーブ(牡3、栗東・清水久厩舎)はM.デムーロ騎手が乗り坂路での最終追い。4F59.7-ラスト1F14.1秒とやや控えめな内容も、ピットボス同様に先週のCWで80秒を切るタイムを計測しており、体はしっかり出来上がった。

「先週までにしっかりと追い切ってあるし、今週は坂路でサッと。放牧明けですが、順調にきていますよ」とコチラも好調ぶりをアピール。

今回は初の重賞挑戦となるが「新潟も2走前に経験しているし、自分のペースで運べるならハナにこだわることもないでしょう。この馬自身、高い能力は持っていると思いますが、今回は初めての重賞挑戦。まずはこのメンバーでどこまでやれますかね」と能力を感じつつも、謙虚な清水久師らしい慎重なトーン。3戦2勝2着1回と底を見せておらず、このレースが試金石になるが、今までのレースぶりからもダート路線のニューヒーローになる資質は十分。期待のかかる一戦になりそうだ。