【POG】ミラアイトーンら日曜小倉5Rトレセン直送トーク

●8月7日(日) 2回小倉4日目5R 2歳新馬(芝1800m)

このレースでの注目は良血馬の宝庫・池江寿厩舎のミラアイトーン(牡2、栗東・池江寿厩舎)。2014年のセレクトセールにて6912万円で取引され、武幸四郎騎手を背にしたCWでの最終追い切りは、先行したものとはいえ、小倉記念に出走するサトノラーゼンに先着を果たした。

池江泰寿調教師も「今週の追い切りも良かったね。この時期の2歳馬としてはすべてに優秀な点がつけられます。馬体は500キロを超えてきそうですが、跳びが大きくて走りが軽い」と高い評価。父のLonhroは馴染みの薄い血統だが、オーストラリアの2010~11年シーズンリーディングサイアーとなっている。


D.ホワイト騎手を背にデビューするビップラフォーレ(牡2、栗東・清水久厩舎)は、同騎手が手綱をとって7Fの長めを追われ、ラストまでシッカリとした脚色でゴール。

「まだまだこれからって感じの馬ですが、調教はソコソコ動けています。軽い走りで芝の実戦で良さそうなタイプですよ」と清水久詞調教師は色気たっぷりにコメントしている。


エンパイアメーカー産駒のデュパルクカズマ(牡2、栗東・西浦厩舎)は、今をときめくダイナカールの一族。CWコースでの追い切りでは2週連続で先着を果たし、今週はラスト1F12秒を切って来た。

この動きには西浦勝一調教師も「乗り込みは十分。今週の追い切りでもいい切れ味を見せてくれた。素質を感じるし、長めの距離が合いそう。気性的にも初戦から力を出せるんじゃないか」と納得の表情。鞍上は厩舎の主戦・幸英明騎手


テイエムシュート(牡2、栗東・木原厩舎)は、昨年の北海道セレクションセールにて2430万円で落札。母のチェルシーガールはデビューを果たせなかったが、その兄には交流重賞で活躍したシビルウォーがいる。

ここまで松田大作騎手が熱心に稽古を付け、先週のCWでは古馬を相手に楽々先着。「まだ馬体に緩さはあるけど、乗り味はいいし、追えばビュッと切れる。素材は高いものがあるし、将来が楽しみな馬ですよ」と武調教助手の評価も高い。