【POG】ドリームアローが好スタートを決めて逃げ切りV…小倉新馬

ドリームアロー

8月6日(土)、2回小倉3日目5Rで2歳新馬(芝1200m)が行なわれ、松山弘平騎手騎乗の5番人気・ドリームアロー(牡2、栗東・池添兼厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:10.6(良)。

2着には1馬身3/4差で8番人気・アッティーヴォ(牡2、栗東・大根田厩舎)、3着にはクビ差で1番人気・ハッピーマテリアル(牝2、栗東・沖厩舎)が続いて入線した。

ポンと好スタートを決めたドリームアローが敢然とハナへ。カズマベッピーノ、アッティーヴォ、シゲルクーガー、シュンヒーローらが好位に付け、ヤクシャハソロッタはそれらを見るようなポジション。1番人気のハッピーマテリアルは先行馬群の後方2番手から徐々にポジションを上げていく。
2頭が大きく置かれる形となり、10頭がグッと固まって直線に入ると、逃げたドリームアローがラストスパート。懸命にアッティーヴォが食らい付くが、その差はなかなか詰まらず、ドリームアローがそのまま先頭でゴール。現役時代はダートを得意とした新種牡馬産駒のワン・ツーフィニッシュとなった。

勝ったドリームアローは、今年5月の北海道トレーニングセールにて1296万円で落札。セリ当時からスピード溢れる走りを見せていたが、入厩後の攻め馬、そして実戦でもそのスピードとセンスを見せ付け、鮮やかに逃げ切った。
また、父のトランセンドは現役時代、JCダート2連覇などダートで活躍したが、産駒の初勝利は芝の1200m。今後どのような舞台で活躍するかも非常に楽しみとなった。
馬主は株式会社カナヤマホールディングス、生産者は日高町の出口牧場。馬名の意味由来は「夢+矢」。

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ドリームアロー
(牡2、栗東・池添兼厩舎)
父:トランセンド
母:パシャ
母父:デュランダル

ドリームアロー

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