サンレーンが得意の逃げ脚を見せてオープン入り!…越後S

8月6日(土)、2回新潟3日目11Rで越後ステークス(ダ1200m)が行なわれ、石川裕紀人騎手騎乗の3番人気・サンレーン(牝6、栗東・西園厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:11.1(良)。

2着には2馬身差で4番人気・ウィッシュハピネス(牝4、栗東・沖厩舎)、3着にはハナ差で9番人気・パイメイメイ(牝5、美浦・鈴木伸厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたモルジアナ(牝4、美浦・木村厩舎)は8着に敗れた。

サンレーンとウィッシュハピネスが好スタートを切るが、そこまで先行争いは激しくならずサンレーンがハナへ。ゴーインググレートは逃げ馬の後ろをピッタリとマーク。人気のモルジアナは好位の馬群でやや行きたがり加減。隊列がややバラけて4コーナーから直線へ。
2番手を追走していたウィッシュハピネスがサンレーンに並びかける。しかし、サンレーンの鞍上・石川騎手が追い出すともうひと伸び。1馬身、2馬身と引き離し、ここで勝負あり。2着に2馬身差をつけての逃げ切りVを決めた。

勝ったサンレーンは勝ったサンレーンはこれが約1年ぶりの勝ち星。近走は1400m戦を使われ、粘り切れないレースが続いていたものの、昨年秋以来の1200m戦でそのスピードをいかんなく発揮した。これで通算5勝目となるが、そのすべてが逃げ切りによるもの。オープンに上がってもその逃げ脚に注目したい。
馬主はH.H.シェイク・モハメド氏、生産者は日高町のダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。馬名の意味由来は「英国ニューマーケットの路地名より」。

1着 サンレーン(石川騎手)
「久々に乗せてもらいましたが、馬が良くなっていました。自分の形に上手く持ち込めましたし、平坦コースも良かったと思います。テンの速い馬なので、1200は合いますね。終いまでしっかり脚を使ってくれました」

2着 ウィッシュハピネス(蛯名騎手)
「外枠なので、競っても仕方ありませんからね。折り合いをつけて良い形で運べましたし、最後もよく踏ん張ってくれました」

3着 パイメイメイ(秋山騎手)
「1200は合いますね。軽ハンデも良かったと思います。終いに良い脚を使ってくれましたし、やはり力がありますね」

4着 サンライズネオ(吉田豊騎手)
「最後も脚は使っていますが、前が逃げ切る展開でしたからね。展開が向けばやれると思います。左回りの新潟は合うのではないかと思います」

5着 ルミナスパレード(内田博騎手)
「前走を見ると右回りでかかっていましたが、今日は左回りに替わったことが良かったのか良い感じで運べました。もう少し外めの枠なら、もっとラクについていけたと思います。前走は詰まる感じになっていましたし、今日スムーズな競馬が出来たことは次に生きると思います」

8着 モルジアナ(戸崎圭騎手)
「すごく良い形で運べたんですけどね。今日は斤量差もあったかもしれません」

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サンレーン
(牝6、栗東・西園厩舎)
父:Oasis Dream
母:プリムローズレーン
母父:サンデーサイレンス
通算成績:32戦5勝

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。