エイシンヒカリが前回に引き続き世界トップの評価!モーリスも変わらず5位タイ

エイシンヒカリ

▲ランキングトップを"逃げ"続けるエイシンヒカリ


IFHA(国際競馬統括機関連盟)から「ロンジンワールドベストレースホースランキング」が発表され、エイシンヒカリ(牡5、栗東・坂口則厩舎)が129ポンドで前回に続いてトップとなった。今回の発表は2016年1月1日から8月7日までに施行された世界の主要レースを対象としたもので、120ポンド以上の34頭が掲載。尚、同馬は5月にイスパーン賞(G1)を制して以来ランキングトップを維持している。

ランキングは2位以下が変動。前回2位タイだったカリフォルニアクローム(米)が、サンディエゴハンデ(G2)で負担斤量が5ポンド軽いドルトムント(米)(昨年の同ランキング8位タイ馬)に競り勝ったことが評価され、2ポンド上げて128ポンドとなり単独2位になった。

前回カリフォルニアクロームと2位タイだったウィンクス(豪)は、新規出走がなかったものの、南半球の競馬シーズン終了に伴う評価見直しの結果、1ポンド上方修正され、127ポンドで3位になった。

今回日本馬は、エイシンヒカリを含め、前回と同じ5頭が掲載。前回5位タイだったモーリスは、ナイキスト(米)ポストポンド(英)ワーザー(香)らと並ぶ124ポンドで順位変動なし。前回14位タイだったドゥラメンテマカヒキが121ポンドで18位タイ、前回20位タイだったサトノダイヤモンドが120ポンドで24位タイになっている。

エイシンヒカリは天皇賞・秋(G1)を使った後、連覇を狙う香港カップ(G1)で引退予定。マカヒキも今秋、凱旋門賞(G1)挑戦を表明しており、結果次第では更なる高評価が期待できる。今後も各馬の活躍から目が離せない。