【POG】メイソンジュニアら日曜小倉5Rトレセン直送トーク

●8月14日(日) 2回小倉6日目5R 2歳新馬(芝1200m)

メイソンジュニア(牡2、栗東・渡辺厩舎)は、昨年のセレクトセールにて3132万円で落札。父のMaysonは、アグネスワールドが勝ったことで知られる英G1ジュライCの勝ち馬で、同じくアグネスワールドが勝ち馬に名を連ねる仏G1アベイ・ド・ロンシャン賞で2着に入っている。

先週、CWコースでレースでも手綱をとる松山弘平騎手が騎乗して6F81.1秒をマーク。今週は上がり重点に追われ、2週連続で大きく先着。野元調教助手も「先週のCWが6F81秒台。今週の坂路は軽く追って1F12秒5と反応が良かった。入厩当初はカッとしてた気性も今は落ち着いてきたし、初戦から期待してる」とデビューVへ向け鼻息が荒い。


先週5勝を挙げた浜中俊騎手で初戦に挑むディグアップセンス(牡2、栗東・清水久厩舎)は、既に2頭が勝ち上がっている新種牡馬ストリートセンス産駒。

押田調教助手は「乗り味がいいし、ゲートも速い。短い距離が合っていそうですよ。小柄な馬だし、性格的にも初戦向きじゃないかな。攻め通りならそこそこ動けそう」と及第点の評価を与えている。


デザートストーム(牡2、栗東・西浦厩舎)は、母の弟にスプリント戦線で活躍するサドンストームティーハーフがいる西浦厩舎お馴染みの血統。

坂路での最終追い切りでは国分優作騎手が跨がってラスト1F12.0秒をマーク。西浦調教助手も「今週の坂路はジョッキーが乗ったとはいえ、いい動きだった。1週間でゲート試験を受かったようにセンスのよさも感じるよ」と満足げな表情を見せていた。


兄にアイビスSDなど7勝を挙げたセイコーライコウがいるテイエムイキオイ(牡2、栗東・山内厩舎)は、昨年の北海道サマーセールにて972万円で落札。3週連続で古馬オープン相手に先着を果たすなど、仕上がりの良さが光る。

「坂路追いでは古馬と互角以上に動くし、スピードに乗ってからの走りがいいんです。ただ、ゲート試験の時のダッシュが平凡だったのがどうかな。うまく流れに乗って運べれば」と市丸調教助手はスタートを課題に挙げるが、攻め通りなら上位争いに絡んできそう。鞍上は田中健騎手


メイショウボーラー産駒のデスティニーソング(牝2、栗東・松下厩舎)は、河北調教助手が「小柄で素軽い動きを見せています。調教もここまで順調にやってこれました。初戦からそこそこやれてもいいと思ってるんだ」と期待する牝馬。

デビュー戦の鞍上は藤岡康太騎手。血統的に目立った活躍馬はいないが、兄のメリトゥムは新馬戦2着。デビューした5頭のきょうだいのうち4頭が勝鞍を挙げており、長い目で見たい1頭だ。