【POG】ニシノアモーレが4馬身差の圧勝でデビューV!…新潟新馬

ニシノアモーレ

8月13日(土)、2回新潟5日目5Rで2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、大野拓弥騎手騎乗の9番人気・ニシノアモーレ(牝2、美浦・上原厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:49.6(良)。

2着には4馬身差で2番人気・オメガジェルベーラ(牡2、美浦・斎藤誠厩舎)、3着にはハナ差で12番人気・コスモヴァーズ(牡2、栗東・森田厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたレッドエレノア(牝2、美浦・木村厩舎)は6着に敗れた。

タガノアンピールが外枠発走になり、レース前から波乱ムード。勝ち馬はスタートを五分に出て、道中はスッと中団に控える。新潟外回りらしくスローで流れる中、長い直線まで末脚をじっくり温存。
直線では一瞬、前が壁になるシーンがあったものの、外目に持ち出されると一気の伸び。先に抜けだしたオメガジェルベーラを残り200mで捕らえると、後は差が開く一方。4馬身差をつけての快勝劇だった。

勝ったニシノアモーレの祖母は91年阪神3歳牝馬S、92年桜花賞、スプリンターズSとG1を3勝したニシノフラワー。母は現役時代4勝を挙げオープン馬に登りつめたが、重賞では2着どまりだった。今後は母の叶わなかった重賞制覇と、祖母のようなG1での活躍に期待がかかる。
馬主は西山茂行氏、生産者は新ひだか町の藤原牧場。馬名の意味由来は「冠名+愛(伊)」。

1着 ニシノアモーレ(大野騎手)
「後ろからの競馬になりましたが、かえって瞬発力を生かせて良かったと思います。この産駒にしては瞬発力がありますし、コースも良い方に出たと思います。最後も楽でした」

2着 オメガジェルベーラ(戸崎圭騎手)
「馬群の中に入っても上手に走れていましたし、最後も良い伸びを見せてくれました」

3着 コスモヴァーズ(津村騎手)
「返し馬の感じが良かったです。上と同じで前半は進んでいきませんでしたが、終いは良い脚を使ってくれました。1回使って前向きさが出てくれば、と思います」

4着 ファイトエルフ(M.デムーロ騎手)
「よく頑張ってくれました。まだ若さがあって物見をしたり馬の間に入っていかなかったりしましたが、終いは良い脚を使ってくれました。慣れていけばやれると思います」

5着 ラッキーアドバンス(石橋脩騎手)
「先生から、前で競馬をしてほしいと指示を受けていましたが、1回ゲートを出されてフワッとしてしまったのかあのような出になりました。ムリをしても仕方ないと思ってジッとしていましたが、稽古で乗り込まれている分終いも追ってからしっかり脚を使ってくれました。次にゲートを出てどんな競馬をしてくれるかですね」

6着 レッドエレノア(C.ルメール騎手)
「この距離は少し忙しいようです。もう少し距離を延ばした方が良いかと思います」

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ニシノアモーレ
(牝2、美浦・上原厩舎)
父:コンデュイット
母:ニシノマナムスメ
母父:アグネスタキオン

ニシノアモーレ

ニシノアモーレ

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