【札幌記念】大金星!ネオリアリズムが逃げ切りで重賞初制覇!

ネオリアリズム

8月21日(日)、2回札幌2日目11Rで第52回札幌記念(G2)(芝2000m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の5番人気・ネオリアリズム(牡5、美浦・堀厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:01.7(稍重)。

2着には2馬身差で1番人気・モーリス(牡5、美浦・堀厩舎)、3着にはクビ差で4番人気・レインボーライン(牡3、栗東・浅見厩舎)が続いて入線した。

全馬揃った綺麗なスタートから、ハナを切っていったのはネオリアリズム。馬なりでスッと先頭へ。マイネルフロスト、レッドリヴェール、ヌーヴォレコルト、このあたりが先団を形成。ヤマカツエースはそれらを直後で見る形。昨年2着のヒットザターゲットは馬込みの中、唯一の3歳馬レインボーラインは後方からの競馬となった。1000m通過が59.9秒と淀みない流れ。モーリスは4コーナーでマクリ気味に進出し、ネオリアリズムが楽な手応えで先頭のまま直線に向く。
残り200m地点でネオリアリズムが二の脚使って後続を引き離し、3馬身ほどのリードをとる。懸命にモーリスが追い込んでくるが、その差がなかなか詰まらない。その後ろからはレインボーラインも突っ込んでくる。逃げたネオリアリズムの勢いは衰えず、モーリスを2馬身封じ込めて先頭でゴールを通過、大金星を挙げた。

勝ったネオリアリズムは体質の弱さなどもありデビューが遅れ、初出走は3歳の2月。3戦目で初勝利を挙げると、続く夏木立賞も連勝。その後9ヶ月の休養に入り、復帰後は4着を2回挟み、昨年の夏には札幌で連勝。秋にはウェルカムSを勝利し、待望のオープン入り。ここまで重賞は3戦して3着が最高であったが、今日は序盤からハナに立つ積極的なレース運びで重賞タイトルを掴んだ。半兄に安田記念を勝ったリアルインパクトがいる血統で、今後は兄と同じG1の勲章獲得を目指す。管理する堀宣行調教師は小倉の北九州記念に続き、同日重賞制覇となった。

馬主は有限会社キャロットファーム、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「新現実主義。父、母名より連想」。

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  • ネオリアリズム
  • (牡5、美浦・堀厩舎)
  • 父:ネオユニヴァース
  • 母:トキオリアリティー
  • 母父:Meadowlake
  • 通算成績:14戦6勝
  • 重賞勝利:16年札幌記念(G2)

ネオリアリズム
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