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【POG】ダノンハイパワーが叩き合いを制してデビュー勝ち…新潟新馬
2016/8/28(日)
8月28日(日)、2回新潟10日目5Rで2歳新馬(芝1200m)が行なわれ、横山典弘騎手騎乗の1番人気・ダノンハイパワー(牡2、美浦・菊沢厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:11.4(良)。
2着にはクビ差で12番人気・イパネマビーチ(牝2、美浦・的場厩舎)、3着には1馬身3/4差で4番人気・モアナ(牝2、美浦・高橋文厩舎)が続いて入線した。
バラバラとしたスタートの中、勝ち馬は大外枠で一番良い飛び出しを見せる。内からアクトレス、イパネマビーチがハナを争う中、鞍上の横山典弘騎手は絶好位の3番手につける。4角では持ったままの手応えで前に迫り、直線の攻防へ。
逃げたアクトレスが直線半ばで脱落し、替わってイパネマビーチが先頭に立つ。ダノンハイパワーは併せ馬で叩き合いに持ち込むが、イパネマビーチがしぶとく粘りを利かせる。そのまま押し切るか、と思われたが残り50mでダノンハイパワーがグイッと一伸び、キッチリゴール前で捕えた。
勝ったダノンハイパワーは近親に昨年のJBCレディスクラシックを5馬身差で圧勝したホワイトフーガがいる。父、ダノンシャンティにとってこの世代4頭目の勝ち上がりとなった。父母ともに「ダノン」の冠名のつく、オーナーゆかりの血統馬で見事にデビュー勝ちを飾った。
馬主は株式会社ダノックス、生産者は日高町の白井牧場。馬名の意味由来は「冠名+高い能力を発揮することを期待して」。
1着 ダノンハイパワー(横山典騎手)
「直線に向いてからも手応えが良かったですし、良い内容の勝ち方でした。まだ2歳ですし、これからの馬ですよ」
2着 イパネマビーチ(的場騎手)
「実戦に行って良さが出ましたね。最後まで渋太く食い下がって頑張ってくれました」
3着 モアナ(藤岡佑騎手)
「スタートは速くありませんでしたが、終いは良い脚を使ってくれました。トビが大きいので、外枠から伸び伸びと走らせる形が合うかと思います。勝ち負け出来る能力がありますよ」
4着 ショウナンアエラ(柴山騎手)
「ゲートの中で幼さを見せていたかともあって、スタートは遅れました。初めてのレースで戸惑いながら走っていましたが、4コーナーを回って外に出すと良い脚を使ってくれました。使って良くなってきそうですよ」
5着 コスモメイプル(大野騎手)
「スタートは立ち遅れ気味でしたが、外枠もあってスムーズに競馬が出来たことが良かったと思います。追われてモサモサするところがありましたが、使いながら変わってくると思います」
- ダノンハイパワー
- (牡2、美浦・菊沢厩舎)
- 父:ダノンシャンティ
- 母:ダノンボンジュール
- 母父:Shamardal
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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