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【アフター5スター賞】スピード違う!ルックスザットキルが逃げ切り重賞3勝目!
2016/8/31(水)

8月31日(水)、大井競馬場で行われた南関東重賞・第23回アフター5スター賞(S3)(3歳上 別定 1着賞金:1300万円 ダート1200m)は早田功駿騎手騎乗の2番人気・ルックスザットキル(牡4、大井・米田英厩舎)が優勝。勝ちタイムは1.12.2(重)。
2着は1馬身1/4差で3番人気・プラチナグロース(セ6、川崎・佐々仁厩舎)、3着は半馬身差でマリカ(牝5、大井・橋本馬厩舎)が入った。 1番人気のアドマイヤサガス(牡8、船橋・川島一厩舎)は16着に敗れた。
揃ったスタートから、まずは注文どおりルックスザットキルが逃げる。外からマリカ、プラチナグロースも先行し、この3頭が先行集団を形成。人気のアドマイヤサガスはその直後、4~5番手の位置をキープ。中団内目にサトノタイガー、外からはアメージングタクト。前3頭が後続をやや離してレースは4コーナーから直線へ。
逃げるルックスザットキルの手応えは直線に向いても十分。リードが1馬身、1馬身半と広がっていく。2番手でマリカも懸命に食い下がる。プラチナグロースはその外からジワジワ並びかけてくる。しかし、逃げるルックスザットキルの脚色は衰えない。追込勢は馬場の影響もあり伸びてこず、最後までリードを保ったルックスザットキルがそのまま逃げ切りゴールイン。2着に最後まで食い下がったプラチナグロース、3着にマリカが粘りこみ、4コーナーで1~3番手だった3頭がそのまま馬券内を独占する結果となった。
勝ったルックスザットキルはこれで昨年の優駿スプリント、習志野きらっとスプリントに続く南関東重賞3勝目。前走は1番人気に支持されながら、逃げることができずに10着と人気を裏切る結果であったが、今回は好スタートからスムーズにハナを奪う理想的なレース運びで見事に巻き返しの重賞制覇となった。ここまで全てのレースで早田功駿騎手が騎乗しており、今後もこのコンビでの活躍に期待がかかる。
馬主は田記正規氏、生産者は米国のCarol Maggio氏。馬名の意味由来は「息を止めてしまうほどのルックス」。
「馬が本当に良く頑張ってくれましたね。前回は馬を余してしまったので、今回はこの馬の形に持ち込めれば勝てると思っていました。流れもこの馬に向いたことがこの結果に繋がりましたね。この馬しか中央の馬を倒せないと思っていますし、この馬と交流重賞を勝ちたいと思っているので、これからも応援よろしくおねがいします」
- ルックスザットキル
- (牡4、大井・米田英厩舎)
- 父:Wildcat Heir
- 母:Carol’s Amore
- 母父:Two Punch
- 通算成績:19戦9勝
- 重賞勝利:
- 16年アフター5スター賞(S3)
- 15年習志野きらっとスプリント(S3)
- 15年優駿スプリント(S2)




※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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