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好スタートを決めたクラウンロゼがまんまと逃げ切り勝ち!…長岡S
2016/9/3(土)
9月3日(土)、2回新潟11日目11Rで長岡S(芝1600m)が行なわれ、田辺裕信騎手騎乗の8番人気・クラウンロゼ(牝6、美浦・天間厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:33.7(良)。
2着にはハナ差で2番人気・ネオスターダム(牡4、栗東・石坂厩舎)、3着には1馬身1/4差で5番人気・ペルソナリテ(牝3、美浦・相沢厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたアーバンキッド(牡3、美浦・斎藤誠厩舎)は6着に敗れた。
9頭立て、準オープン戦ながら、重賞ウイナーが2頭、6頭がオープンで連対実績があるハイレベルなレースとなった一戦。クラウンロゼが好スタートを決めてそのままハナへ。マラムデール、アーバンキッド、ベルラップと同じ勝負服3頭が続き、ネオスターダムがその後ろ。クラウンロゼが後続を少し離して逃げ、後続馬はほぼ一団で直線へ。
徐々に外へ進路をとりながら馬場の真ん中を逃げるクラウンロゼにネオスターダムが襲いかかるが、テン乗りとなった田辺騎手が懸命にムチを振るいハナ差追撃を振り切ったクラウンロゼが3年半ぶりの勝利を挙げた。
勝ったクラウンロゼは、デビュー2戦目にフェアリーSを勝ち、続くアネモネSも勝って無傷の3連勝で桜花賞へ駒を進めた実力馬。桜花賞では16着と敗れ、その後は18戦して掲示板に載ったのが4着1回という不振に陥り、前走も17頭立て16着の大敗。繁殖入りの声も上がっていたところで、フェアリーSを彷彿させる逃げ切り勝ちを収めた。
馬主は矢野恭裕氏、生産者は新冠町のカミイスタット。馬名の意味由来は「冠名+バラ色(仏)。バラ色の未来が開けるように」。
1着 クラウンロゼ(田辺騎手)
「元々先行力がありましたし、前走で1400を使っていたこともあって今日はマイルでラクに先手を取れました。最後は一杯になりましたが、後続を離していたアドバンテージが生きましたね」
2着 ネオスターダム(内田博騎手)
「左回りは2回目でしたし、今日は久々に加えて57キロを背負っていたことを考えると、よく頑張っていると思います。前走でもかかっていましたし、元々前に行っていたタイプですからね。ペースが遅かったですけど、何とかガマンさせましたし次に繋がる競馬が出来たと思います」
3着 ペルソナリテ(津村騎手)
「終いは良い脚を使ってくれました。初めての古馬との対戦でこれだけやれましたし、走る馬ですね」
4着 ロスカボス(M.デムーロ騎手)
「以前はゲートでウルさい面を見せていましたが、今日は大人しく出てくれました。ただ前走の2400から今日はマイルに短縮していましたし、スピードが違いました。今日は久々でもありましたし、使って良くなってくると思います」
5着 ボンジュールココロ(蛯名騎手)
「同厩舎の馬が行くことは分かっていましたし、こちらはジックリと運びました。終いも脚を使っていますよ」
6着 アーバンキッド(戸崎圭騎手)
「馬の調子が良過ぎたのかもしれませんね。道中でグイグイと進んでいって、終いは甘くなってしまいました」
- クラウンロゼ
- (牝6、美浦・天間厩舎)
- 父:ロサード
- 母:ヒシアスカ
- 母父:ヒシアケボノ
- 通算成績:22戦4勝
- 重賞勝利:
- 13年フェアリーS(G3)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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