【京成杯AH】スマートオリオン 斤量減で前進「内めの枠が欲しい」

7日、京成杯AH(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、朱鷺S6着のスマートオリオン(牡6、美浦・鹿戸雄厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F70.0-54.6-41.1-13.6秒をマークした。

【鹿戸雄一調教師のコメント】
「地方交流を除外になりましたが、馬の体調が良くて元気一杯だったのでここを使うことにしました。ジョッキーは柴山騎手を予定しています。前走も止めているところがありました。集中したりしなかったり乗り難しいところもありますが、体調は良いですし前走よりは動きやすいかと思います。今日の追い切りの動きが良かったですし、少しずつ良い頃に戻りつつあります。

前走は斤量に泣かされたというか、他馬の斤量が軽かったことが辛かったですね。今回は斤量が2キロ軽くなりますし、少しは良いかなと思います。内でジッとして脚を溜められたときに好成績に繋がっていますし、今回は中山マイルでもあるので内めの枠が欲しいですね」

スマートオリオン

前走、谷川岳S8着のシベリアンスパーブ(牡7、美浦・手塚厩舎)は、松岡正海騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F83.8-67.7-52.8-37.1-12.5秒をマークした。

【松岡正海騎手のコメント】
「今日の調教の動きは良かったです。冬場に滅法強い馬で暑さは若干苦手かという感じはしますが、そのなかでも馬の状態も良いですよ。歩様に調子が表れるタイプですが、これから寒くなってくれば更に体が引き締まると思います。今年の金杯の頃と比べるともうひとつかという感じはしますが、ヘンな競馬にはならないかと思っています」

シベリアンスパーブ

前走、朱鷺S1着のペイシャフェリス(牝5、美浦・高市厩舎)は、高市圭二調教師を背に南ウッドチップコースで追われ、5F66.4-51.1-37.6-13.1秒をマークした。

【高市圭二調教師のコメント】
「前走は、ジョッキーが指示通り上手に乗ってくれましたね。この中間も疲れは見られませんし、好調をキープしています。前走は新潟で勝ちましたが、元々中山コースで走っていますしコース替わりも問題ありません。ハンデ戦ですし、展開次第で面白いのではないかと思っています」