平地・障害で重賞勝利のエーシンホワイティが引退

エーシンホワイティ

10年ファルコンS、14年新潟ジャンプSと平地・障害の双方で重賞勝ちを挙げたエーシンホワイティ(牡9、栗東・松元茂厩舎)が9月8日(木)付けで競走馬登録を抹消された。

同馬は09年6月にデビュー。2戦目で勝ち上がると短距離を中心に使われ、3歳3月のファルコンSを直線一気の末脚で制し、重賞初制覇。その後も12年春雷Sで勝利するなど短距離で活躍していたが、その後は重賞の壁に阻まれて勝利を挙げることが出来なかった。

転機が訪れたのは7歳の春。障害に転向し3戦目で勝ち上がると、続くオープン戦も連勝。夏には新潟ジャンプSを3連勝で制し、障害重賞初制覇を飾る。その後もオープン特別で3勝を挙げるなど一線級で活躍した。なお、平地時代には2度、障害転向後も3度のレコードタイムを記録し、14年にマークした東京障害3110mのタイムは今でも破られていない。
馬主は栄進堂、生産者は新ひだか町の千代田牧場。馬名の意味由来は「冠名+白っぽい。特徴より」。

  • エーシンホワイティ
    (牡9、栗東・松元茂厩舎)
  • 父:サクラバクシンオー
  • 母:ライジングサンデー
  • 母父:サンデーサイレンス
  • 通算成績:45戦11勝
  • 重賞勝利:
  • 14年新潟ジャンプS(G3)
  • 10年ファルコンS(G3)
エーシンホワイティ