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【POG】スワーヴリチャードら日曜阪神5Rトレセン直送トーク
2016/9/9(金)
●9頭の少頭数となったが、2000mというクラシックを見据えた距離で、見応えのあるレースとなりそう。まずは2014年のセレクトセールにて1億6740万円の高値が付いたハーツクライ産駒のスワーヴリチャード(牡2、栗東・庄野厩舎)から。兄は故障でまだタイトルがないが、デビューから2連勝、きさらぎ賞2着でクラシックの有力候補だったバンドワゴン。父がハーツクライに替わってどんな走りを見せるか。
最終追い切りは古馬を相手に2秒追走してゴールではアタマ差先着。久保淳調教助手は「息遣い、息の入りが他馬とは全然、違うんですよ。気がよすぎる点が実戦でどう出るかだけど、動ける状態に仕上がっていますから」とその素質を高く評価する。手綱をとるのはダービー2勝の大ベテラン四位洋文騎手だ。
●ハービンジャー産駒アウステルリッツ(牡2、栗東・高野厩舎)は、クラブの募集価格が3400万円。近親にフサイチエアデール、フサイチリシャール、ライラプスなどの活躍馬がいる。
今週は川田将雅騎手を背に坂路で4F54.5秒、ラスト1F12.5秒で大きく先着。高野友和調教師も「牡馬にしては線が細いところがありますが、トレーニングは加減なくやれているし、調教でも動けています。跳びの大きな馬で長い距離はあっていますよ」と手応えありのコメントを残している。
●先週の小倉2歳Sを制した浜中俊騎手を背にデビューを迎えるのがダービー馬エイシンフラッシュを輩出している新種牡馬キングズベスト産駒のカテナチオ(牡2、栗東・笹田厩舎)。近親にはゴールデンキャスト、オーシャンエイプスといった活躍馬がおり、昨年の北海道サマーセールにて1674万円で取引された。
笹田和秀調教師は「まだ緩さは残ってるけど、今週の坂路は51秒9の時計が出た。態勢は整ってきましたよ。走りからも今回の2000mくらいが合ってると思います」と新馬勝ちへ色気を見せる。
●新種牡馬ルーラーシップ産駒ゴットルンタ(牡2、栗東・木原厩舎)は、昨年の北海道セレクションセールにて2376万円の高評価を受けた馬で、藤岡佑介騎手が跨がって追い切られた今週の坂路では52.5秒の上々の時計をマーク。
「自分でハミをとって動けているし、いい走りをします。ゲート練習の感じなら自然といい位置がとれそう。攻め通りなら楽しみがありますよ」と武調教助手も秘かに一発をうかがっている。
●ワンダラスサイト(牝2、栗東・吉田厩舎)は、オープンで息の長い活躍を見せるコスモソーンパークの半弟。稽古では追ってシッカリした脚を見せていて、実戦に行って良さそうなタイプだ。
高島調教助手は「牝馬ですが、先週までCウッドを2周乗ってしっかり負荷をかけてきました。芝向きの軽さもあります。牡馬相手がどうかですが、先々は走ってきそうな雰囲気を感じます」とマズマズのジャッジ。松山弘平騎手を背にデビューを迎える。
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