【京成杯AH】直線一気の末脚でロードクエストが古馬を破り重賞2勝目!

ロードクエスト

9月11日(日)、4回中山2日目11Rで第61回京成杯AH(G3)(芝1600m)が行なわれ、池添謙一騎手騎乗の1番人気・ロードクエスト(牡3、美浦・小島茂厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:33.0(良)。

2着には半馬身差で6番人気・カフェブリリアント(牝6、美浦・堀厩舎)、3着には1馬身1/4差で2番人気・ダノンプラチナ(牡4、美浦・国枝厩舎)が続いて入線した。

スタートでリーサルウェポンが出遅れ。ダノンプラチナ、ロードクエスト辺りも出負けした格好になり後方から。ハナを切っていったのはピークトラム。ワキノブレイブ、ペイシャフェリスと続く。その1馬身後ろ、内目にカフェブリリアント、外にダノンリバティが追走。人気のロードクエストは鞍上がなだめながら中団のポジションをキープ。ダノンプラチナはさらにその 後方、後ろから3頭目のレースとなった。テンの3Fが35.1秒と開幕週にしてはややゆったりとした流れで第4コーナーを回って直線へ。
ピークトラムが粘りこみを図るが、坂下で上がってきたのがロードクエスト。前を一気に捕えにかかる。外からはダノンプラチナが良い脚で追い込んでくる。そして内をスルスルと上がってきたのがカフェブリリアント。ゴール前はロードクエストとカフェブリリアントの叩き合いとなったが、外ロードクエストがゴール前で競り落とし、人気に応えて先頭でゴール板を駆け抜けた。

勝ったロードクエストは昨年の新潟2歳S以来の重賞2勝目。今年の春は皐月賞で8着と敗れていたが、NHKマイルCでメジャーエンブレムの2着に好走。日本ダービーは距離も影響してか11着と大敗したが、パーフェクト連対のマイル戦に戻って初の古馬相手に見事な巻き返しとなった。
馬主は株式会社ロードホースクラブ、生産者は様似町の様似堀牧場。馬名の意味由来は「冠名+探求」。

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  • ロードクエスト
  • (牡3、美浦・小島茂厩舎)
  • 父:マツリダゴッホ
  • 母:マツリダワルツ
  • 母父:チーフベアハート
  • 通算成績:8戦3勝
  • 重賞勝利:
  • 16年京成杯AH(G3)
  • 15年新潟2歳S(G3)
ロードクエスト
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