【ローズS】ジュエラー終いキレキレ11.2秒「本番につながる走りを」

ジュエラー

14日、ローズS(G2)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

桜花賞馬のジュエラー(牝3、栗東・藤岡健厩舎)はポリトラックコースに登場。助手を背に5Fから64.8-50.2-36.8-11.2秒をマーク。2歳未勝利のクルークハイトを1.0秒追走し0.3秒先着した。

騎乗した仲田調教助手は「けさは終いの反応を見た程度です。落ち着きもあったし、いい感じでしたよ。もともとが体を大きく見せる馬ですが、春よりいくらか大きくなって幅が出たようにも感じます。仕上がりもいいし、本番につながる走りを見せて欲しいです」とコメント。

デビューから4戦、全て上がり最速でまとめ、桜花賞は後にオークス馬となるシンハライトを2センチ差封じて優勝。骨折のために樫の舞台に立つことはできなかったが、夏場を休養に当てて秋華賞トライアルのここに間に合わせてきた。桜の女王に輝いた末脚を再び見せつけることができるのか、注目が集まる。