トピックスTopics
【ローズS】フロムマイハート馬なり軽快に 状態アップで一角崩し
2016/9/14(水)
14日、ローズS(G2)の追い切りが栗東トレセンで行われた。
●アルテミスS勝ちのあるデンコウアンジュ(牝3、栗東・荒川厩舎)はポリトラックコースでの最終追い。川島信二騎手を背に5Fから66.2-50.2-36.6-11.8秒をマーク。馬なりで余力十分な動きを見せた。
佐藤調教助手は「先週までに本数はしっかりとこなしているからね。今朝は予定通りにポリトラックでサッと流したぐらいです。動きもよかったし、順調にこれました。ただ、この前も言ったけど、少し馬がのんびりして大人しすぎるとこもある。相手もそろってるだけに、そこらがどう出るかな」と先週に引き続いてやや慎重なトーン。
アルテミスSでは後にNHKマイルCを制するメジャーエンブレムを大外一気の末脚で差し切った。春の二冠は大敗に終わったが、いずれも展開や不利に泣いた。持てる瞬発力を最大限に生かせれば上位争いも可能。実力馬の巻き返しに期待がかかる。
馬なりで軽快な動きを見せたデンコウアンジュ
●前走オークス16着からの巻き返しにかけるフロムマイハート(牝3、栗東・宮本厩舎)は和田竜二騎手を背に坂路に登場。4F54.6-39.6-25.4-12.3秒を計測し、馬なりで軽快なフットワークを披露。
管理する宮本博調教師は「いい追い切りだったね。春に減ってた馬体も回復してるし、いい状態に仕上がってきたよ」と笑顔。オークスは16着と大敗してしまったが、師は「前走は使い込んでいたし、展開も厳しかった。それに距離も長かったからね。今回は状態面が違うし、1800mは底を見せていない。2強に割って入りたいね」と一角崩しの構えだ。
春はスイートピーSで2着し、優先出走権を獲って勇躍オークスへ参戦。結果を残すことこそできなかったものの、果敢な挑戦はこの馬をパワーアップさせた。賞金的にもここで権利を獲得しておかないと、本番である秋華賞への出走が微妙なラインであるため、なんとしても3着内に入っておきたいところだ。
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2025/11/9(日) 【アルゼンチン共和国杯】驚異の粘り腰!ミステリーウェイが逃げ切り重賞初V
- 2025/11/9(日) 【みやこS】ダート界注目の女傑へ!ダブルハートボンドが重賞初制覇!
- 2025/11/9(日) 【エリザベス女王杯】出走馬格付けバトル!女王に輝くのはうら若き乙女か、経験豊富な淑女か!?
- 2025/11/10(月) 【2歳馬情報】ヴィクトリアマイル波乱の立役者・テンハッピーローズの妹などがデビュー!
- 2025/11/8(土) 【アルゼンチン共和国杯】東京芝で連対率83%!?紅一点の牝馬が重賞初制覇へ
- 2025/11/8(土) 【アルゼンチン共和国杯】タフさが求められる舞台は切れ味不問!『激走ポジション』からグイッと伸びる1頭!
- 2025/11/8(土) 【アルゼンチン共和国杯】2度あることは3度?4度?いやもっとある!軸にピッタリなジョッキーに注目!
- 2025/11/8(土) 【京王杯2歳S】後続に3馬身の圧勝!ダイヤモンドノットが重賞初制覇!






