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【POG】ファンヴィーが大外から強気の競馬でV…中山新馬
2016/9/25(日)
9月25日(日)、4回中山6日目4Rで2歳新馬(ダ1200m)が行なわれ、内田博幸騎手騎乗の5番人気・ファンヴィー(牡2、美浦・黒岩厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:12.1(重)。
2着には1馬身差で2番人気・キンシノクリーン(牡2、栗東・浅見厩舎)、3着にはアタマ差で3番人気・ダイメイライナー(牝2、美浦・本間厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたザッツクール(牡2、美浦・尾関厩舎)は9着に敗れた。
ややバラついたスタート。熾烈な先行争いで先頭に立ったのはキャプテンルフィ。モンサンルリアン、スピーディクールが続いて、キンシノクリーン、ファンヴィーがその後ろで、ダイメイライナーが出負けする形も、早めにポジションをあげる。先行勢が早めの抜け出しを図るも、抜群の手応えでファンヴィーが先頭に並びかけて直線へ。 追い出しのタイミングを待つ余裕を見せるファンヴィーに、内からキンシノクリーンが迫り、外からダイメイライナーが末脚を伸ばす。残り100mは叩き合いの展開となり、最後まで衰えを見せる事なく脚を伸ばしたファンヴィーが新馬勝ちを決めた。
勝ったファンヴィーは昨年フローラS2着のパールコードが叔母にいる血統。調教では格上馬と併せ馬で先着をするなど、素質の片鱗を見せていた。500キロを超える大型馬で、更なる成長が楽しみな1頭だ。 馬主は猿田栄二氏、生産者は新ひだか町の岡田スタッド。馬名の意味由来は「楽しみ+人生(仏)。人生楽しく」。
1着 ファンヴィー(内田博騎手)
「前も速かったが、スタートは良かったし、スピードの乗りは上々。外枠が良かったね。3、4コーナーでスムーズに進出できたよ。返し馬でテンションが高く、ゴールを過ぎても止まらなかった。そんな気性がきょうはいい方向に出たが、これから気性が落ち着いてくれれば。現状では、このくらいの距離がいいね」
2着 キンシノクリーン(福永騎手)
「一瞬、外へ膨れた他馬に影響され、馬が怒ったのが悔やまれるね。いい馬だよ。芝・ダートを問わず、1200mが向く」
3着 ダイメイライナー(井上騎手)
「ゲートで遅れてしまいました。道中で脚を使いましたね。スムーズなら、もっと伸びたはずです」
4着 ポンテドーロ(木幡初騎手)
「終いはいい脚を使いました。テンが不器用ですし、リズムに乗り切れなかったですよ。まだ緩く、先々の馬です」
9着 ザッツクール(戸崎騎手)
「忙しかったですね。まだ断定できませんが、適性の差だと思います」
- ファンヴィー
- (牡2、美浦・黒岩厩舎)
- 父:フレンチデピュティ
- 母:クラックコード
- 母父:ダンスインザダーク
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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