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【秋華賞】ジュエラー、ビッシュなど牝馬3冠最終章に22頭が登録!
2016/10/10(月)
シンハライトの回避で主役候補に躍り出たビッシュ
10月16日(日)に京都競馬場で行われる第21回秋華賞(G1)(3歳 牝馬 国際 指定 定量 芝2000m)の特別登録馬22頭が発表された。
オークス馬シンハライトの回避で一転して主役候補に躍り出たビッシュ(牝3、美浦・鹿戸雄厩舎)。前走の紫苑Sでは後方待機から馬なりで4角2番手まで一捲り。そのまま2着のヴィブロス(牝3、栗東・友道厩舎)に2馬身半差をつけて楽勝した。春はフローラSで権利獲りを逃すも、抽選突破してオークスに出走。最後は差されたものの、直線で一度は先頭に立とうかという脚で大いに見せ場を作った。鞍上にリーディング・戸崎騎手がいるのも心強い。一気に頂まで登りつめることができるか。
桜花賞馬ジュエラー(牝3、栗東・藤岡健厩舎)が逆襲に燃えている。骨折休養明けとなった前走のローズSでは2番人気の支持を集めながらも11着と大敗。初めて連対を外す結果となった。桜花賞では33.0秒の上がりを使ってシンハライトをハナ差交わして優勝。デビューから上がり最速を続けてきた同馬だけに、末脚勝負になればまだまだ見限れない。一叩きされた上積みも見込め、唯一のG1馬として牝馬二冠に挑む。
ローズSでハナ差2着に健闘したクロコスミア(牝3、栗東・西浦厩舎)も侮れない存在。元々、札幌2歳S、アルテミスSで3着と早くから頭角を現していた馬。賞金面で春クラシックには縁がなかったが、休養を挟んだ前走の逃げ粘りを見ると、これが本当の実力である可能性も捨てきれない。岩田騎手が本番でどういった戦法をとってくるのか未知数だが、再びマイペースに持ち込むことができれば……。直線平坦で短い京都の内回り、逃げ粘るシーンも想像できる。
前走紫苑Sでは16着と敗れたものの、春はフラワーCを制し、オークスでも3番人気の支持を集めたエンジェルフェイス(牝3、栗東・藤原英厩舎)も出走。このレースを連覇している浜中俊騎手が手綱を執るのは魅力的だ。
春クラシックに縁がなかったといえば、このミエノサクシード(牝3、栗東・高橋亮厩舎)もその中の1頭。初勝利を挙げたのが5月15日の新潟。そこから徐々に力をつけ、9月の阪神開催では500万→1000万と連勝。どちらも33秒台の末脚で、決め手勝負ならこの馬もヒケをとらない。未だG1は未勝利の鞍上・川島信二騎手は15年目で初タイトルを手にすることができるか。
3強対決の様相も、伏兵陣も多彩な顔ぶれ。3歳牝馬同士での最後の戦いとなる秋華賞。ラスト一冠の秋の華を手にするのは、果たしてどの馬に。登録馬は以下の通り。
- クロコスミア 55 岩田
- カイザーバル 55 四位
- ビッシュ 55 戸崎
- ヴィブロス 55 福永
- フロンテアクイーン 55 蛯名
- ジュエラー 55 Mデムーロ
- ウインファビラス 55 松岡
- エンジェルフェイス 55 浜中
- パールコード 55 川田
- ダイワドレッサー 55 川須
- デンコウアンジュ 55 内田博
- ゲッカコウ 55 和田竜
- ミエノサクシード 55 川島信
- レッドアヴァンセ 55 武豊
- キンショーユキヒメ 55 松若
- ネオヴェルザンディ 55 松山
- パーシーズベスト 55 C.ルメール
- フロムマイハート 55 ◯◯
- ワンダーピルエット 55 小牧太
- クリノサンスーシ 55 ○○
- クリノラホール 55 ○○
- シンハライト 55 池添
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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