【南部杯・枠順確定】G1・3連勝へコパノリッキーは7枠12番!

コパノリッキー

交流G1・3連勝を狙うコパノリッキー

10月10日(祝・月)に盛岡競馬場で行われる第29回マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1)(3歳上 混合 定量 ダート1600m)の枠順が確定した。

注目を集めるのは7枠12番に入ったコパノリッキー(牡6、栗東・村山厩舎)。昨秋から今年のフェブラリーSにかけて3連敗、調子を落としていたが、かしわ記念で2着に3馬身差をつけて快勝。夏の大一番・帝王賞ではG1馬が5頭出走する好メンバーを相手に、4角先頭の横綱競馬で2着ノンコノユメに3馬身半差をつけて、完全復活をアピールした。この秋は米国ブリーダーズC遠征も視野に入っていたが、国内に専念。交流G1・3連勝を狙う。

このレース3連覇がかかっているベストウォーリア(牡6、栗東・石坂厩舎)は8枠13番に入った。さきたま杯2着からの参戦となるが、一叩きされて状態アップ。1600mでは今年のフェブラリーS4着以外、全て馬券に絡んでおり、そのフェブラリーSも先頭から0秒2差に迫っているように、マイルでの安定感はコパノリッキーにもヒケをとらない。リーディングをひた走る戸崎圭太騎手が騎乗するのも魅力だ。

7歳の古豪・ホッコータルマエ(牡7、栗東・西浦厩舎)は6枠10番にゲートイン。中央・地方合わせてG1を10勝。今年は川崎記念を勝利し、同レースの3連覇を達成。ドバイWCの3年連続出走も果たし、衰えは微塵も感じさせない。帝王賞は他馬の後塵を拝して4着に敗れたが、このままでは終われない。マイル戦は5歳時のフェブラリーS以来2年半ぶり、このレースは3年ぶりの参戦となる。ダート界のレジェンドホースが意地を見せることができるか。

5枠8番のアスカノロマン(牡5、栗東・川村厩舎)も今年に入って東海S、アンタレスSと2つの重賞タイトルを手にしており、G1初挑戦のフェブラリーSで3着と好走しているように、ここでも通用する力は秘めている。前走の帝王賞は6着に敗れたが、巻き返しの余地は十分にありそうだ。鞍上の太宰啓介騎手は19年目で悲願のG1初制覇なるか。

オーバルスプリントを連覇してここに挑むレーザーバレットは4枠5番からの競馬。交流重賞を中心に使われ、ここまで手にした重賞タイトルは3つ。今回は昨年のJBCスプリント以来のG1で、優勝経験は未だ無いが、終い確実に伸びてくる末脚は侮れない。有力上位3頭はいずれも先行型、前がやり合う形になれば一気の頂点獲りも。今回は金沢の吉原寛人騎手が騎乗する。

三つ巴の戦い、果たして軍配はどの馬に挙がるのか?それとも伏兵が風穴を空けるのか?発走は16時40分、枠順は以下の通り。

また、当日は競馬ラボお馴染みのアンカツさんが来場して予想トークショーを行う予定となっています!第1部は第7R確定後、14時10分頃、第2部は第8R確定後の14時50分頃、いずれもウィナーズサークルで行われますので、ぜひ盛岡競馬場にご来場下さい!

枠-馬番 馬名 斤量
(性齢、所属、調教師、騎手)の順に表記

  • 1-1 オグリタイム 57
    (牡6、北海道・米川昇、高松亮)

  • 2-2 ナムラビクター 57
    (牡7、北海道・田中淳、関本淳)

  • 3-3 ライズライン 57
    (牡5、岩手・千葉幸、村上忍)

  • 3-4 ヒミノコンドル 57
    (牡6、岩手・酒井仁、山本政)

  • 4-5 レーザーバレット 57
    (牡8、美浦・萩原、吉原寛)

  • 4-6 タッチデュール 55
    (牝7、笠松・湯前良、佐藤友)

  • 5-7 メイショウパーシー 57
    (牡7、高知・打越勇、南郷家)

  • 5-8 アスカノロマン 57
    (牡5、栗東・川村、太宰)

  • 6-9 ラテンロック 57
    (牡5、栗東・吉田、山本聡)

  • 6-10 ホッコータルマエ 57
    (牡7、栗東・西浦、幸)

  • 7-11 シークロム 57
    (牡4、岩手・千葉幸、阿部英)

  • 7-12 コパノリッキー 57
    (牡6、栗東・村山、田辺)

  • 8-13 ベストウォーリア 57
    (牡6、栗東・石坂、戸崎圭)

  • 8-14 ロイヤルクレスト 57
    (牡8、北海道・田中淳、服部茂)

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