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【POG】イノバティブが好位追走から難なく前を交わして快勝!…東京新馬
2016/10/10(月)
10月10日(月)、4回東京3日目5Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、津村明秀騎手騎乗の3番人気・イノバティブ(牡2、美浦・相沢厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:38.7(良)。
2着には1馬身1/4差で6番人気・パンドラフォンテン(牝2、美浦・高橋裕厩舎)、3着には2馬身差で2番人気・イストワールファム(牝2、美浦・古賀慎厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたサンライズソウマ(牡2、栗東・河内厩舎)は4着に敗れた。
ハナを切っていったのはパンドラフォンテン。2番手グループをエクレアダムール、シゲルイノシシが形成。その直後、馬群の中にイノバティブ。人気のサンライズソウマはちょうど中団の外を追走。新馬戦らしいスローペースで流れ、隊列は大きく変わること無く4コーナーを回って直線の攻防へ。
逃げるパンドラフォンテンが1馬身半ほどのリードをとるが、馬込みを捌いて抜け出しを図るイノバティブが迫ってくる。残り
200mで交わして先頭に立つと、そのまま後続を寄せ付けずにゴールまで走り抜けた。2着に逃げたパンドラフォンテンが粘り込み、3着には後方に待機していたイストワールファムが良い末脚で追い込んだ。
勝ったイノバティブは近親にエリザベス女王杯など重賞9勝のヒシアマゾン、07年の年度代表馬アドマイヤムーンらがいるケイティーズ一族出身。新種牡馬ディープブリランテの産駒で、この馬で4頭目の勝ち上がり。中京2歳Sをディーパワンサが勝利し、早くもオープン馬を送り出している。
馬主は畑佐博氏、生産者は浦河町の富田牧場。馬名の意味由来は「革新的な」。
1着 イノバティブ(津村騎手)
「攻め馬のときからずっと口向きの難しさがあったので、あまり出ていきたくないと思っていました。ガマンして脚を使えましたし、収穫のある勝ち方が出来ました。直線で良い伸びを見せてくれましたが、モタれる面もあったのでその辺りが今後の課題になると思います」
2着 パンドラフォンテン(吉田豊騎手)
「良いスピードがありますね。今日は新馬戦でしたし、ペースを落として運びました。最後も伸びていますが、勝ち馬の方が切れましたね」
3着 イストワールファム(北村宏騎手)
「スタートは、様子を伺いながら出ている感じでした。道中は馬を気にして右に逃げるような感じで走っていたので押し上げるのに苦労しましたが、4コーナーまでにはリズムが取れて直線で伸びそうな感じはしていました。実際に良い脚を使ってくれましたね。これでレースの前半が慣れてくればチャンスはあると思います」
4着 サンライズソウマ(福永騎手)
「仕上がりは良かったですけど、ゲートの中で鳴いていたりまだ若さがあります。道中に馬を気にするところを見せていましたし、昨日の傾向を考えて馬場の外めを走らせました。瞬発力があるというより、ダイワメジャー産駒らしく長くジワッと脚を使うタイプだと思います」
5着 シングンラヴソング(武士沢騎手)
「真面目な性格の馬ですね。初戦としては悪くない内容ですし、使って次は更に良くなると思います」
- イノバティブ
- (牡2、美浦・相沢厩舎)
- 父:ディープブリランテ
- 母:ケイティーズミスト
- 母父:Posse
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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