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出遅れもなんのその!大外一気でカフジテイクが勝利!…グリーンチャンネルC
2016/10/10(月)
10月10日(月)、4回東京3日目11RでグリーンチャンネルC(ダ1400m)が行なわれ、津村明秀騎手騎乗の6番人気・カフジテイク(牡4、栗東・湯窪厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:22.0(稍重)。
2着には1馬身差で1番人気・キングズガード(牡5、栗東・寺島厩舎)、3着には1馬身1/4差で3番人気・タールタン(牡8、栗東・吉村厩舎)が続いて入線した。
カフジテイク、キョウエイアシュラが出遅れ。先行するのはトータルヒート、サンレーン。スーサンジョイも積極的に前へ。ブルドッグボスはその直後、内目を追走し、キングズガードは後方5番手からの競馬となった。テンの3Fが34.0と淀みないペースで進み、4コーナーを回って直線へ。
残り400mで前3頭の手応えが怪しくなる。外からブルドッグボスが差を詰め、キングズガードは内目を狙って追い込んでくる。更にはタールタンが差してきて、前は横一線の大混戦。200mを切って、内目からキングズガードが抜け出したかと思われたその瞬間、大外から飛んできたのが最後方で待機していたカフジテイク。内の各馬を並ぶ間もなく差し切る殿一気の末脚で先行馬をなで切った。
勝ったカフジテイクはデビューから一貫してダート戦を使われており、今年2月の河原町Sを勝利し、オープン入りを果たす。その後降級し、2走前の夏至Sで再びオープンに復帰。前走のプロキオンSは初の重賞挑戦で7着と敗れていたが、上がり3Fメンバー2位の末脚を使っており、力の片鱗を見せていた。今回は初コンビだった津村明秀騎手を背に、見事にオープンクラス初勝利を飾った。
馬主は加藤守氏、生産者は浦河町のヒダカフアーム。馬名の意味由来は「冠名+母名の一部」。
1着 カフジテイク(津村騎手)
「ペースが流れていましたし、道中は自分のリズムでジックリ走らせました。直線では前が離れていたのでどうかと思いましたが、すごい脚を使ってくれました。ビックリしましたね。とても良い馬ですよ」
2着 キングズガード(藤岡佑騎手)
「転厩初戦でしたが、順調に調整されていました。レースの流れを見ながら位置を決めようと思っていましたが、速く流れていたのでジックリ運びました。直線では他馬が外を意識していたので、内を狙いました。少し追い出しを待たされましたが、上手く抜け出すことが出来ました。最後は勝ち馬に外から抜け出されてしまいましたが、馬体を併せる形になっていればもっと際どいところまで頑張れたと思います。レース振りに幅が出ていますし、安定感が増していますね」
3着 タールタン(福永騎手)
「休み明けですが、よく頑張ってくれました。コンディションも良かったですよ。陣営も大変だったと思いますし、それに応えた馬も偉いと思います」
4着 ディーズプラネット(勝浦騎手)
「ペースが速く流れていたので、折り合いは問題ありませんでした。終いもよくきていますし、このメンバー相手にこれだけやれたのは今後に向けて自信になると思います。これからが楽しみです」
5着 ブルドッグボス(内田博騎手)
「トモを落鉄していました。坂のあるコースですし、落鉄が最後の踏ん張りにより影響したと思いますが、それを考えればよく頑張っていると思います」
- カフジテイク
- (牡4、栗東・湯窪厩舎)
- 父:プリサイスエンド
- 母:テイクザケイク
- 母父:スキャン
- 通算成績:19戦6勝
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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