ハギノハイブリッドが一気に弾けて2年5カ月ぶりの勝利!…アイルランドT

ハギノハイブリッド

10月16日(日)、4回東京5日目11RでアイルランドT(芝2000m)が行なわれ、横山典弘騎手騎乗の1番人気・ハギノハイブリッド(牡5、栗東・松田国厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:59.5(良)。

2着には1馬身1/4差で2番人気・マイネルハニー(牡3、美浦・栗田博厩舎)、3着には4馬身差で4番人気・クラリティスカイ(牡4、美浦・斎藤誠厩舎)が続いて入線した。

マイネルハニーが単騎でハナを切り、3馬身ほど離れてエーシンマックスが2番手。クラリティスカイ、レコンダイト、シャイニープリンス、マイネルフロストが追走。馬群は縦長となってハギノハイブリッドは真ん中のポジション。サトノラーゼンは後方4番手、最後方からショウナンバッハがいつものように末脚にかける。
逃げるマイネルハニーは楽な手応えのまま坂を上がり、逃げ込みを図るが、外からジリジリとハギノハイブリッドが迫り2頭の勝負。マイネルハニーの柴田大知騎手が懸命にゲキを飛ばすも、ハギノハイブリッドがそれを交わしてゴールに飛び込んだ。

勝ったハギノハイブリッドは14年5月の京都新聞杯以来となる久しぶりの勝利。今年は前走の札幌記念こそ9着と崩れたが、白富士S3着、大阪城S2着、大阪-ハンブルクC3着とオープン特別では堅実な走りを見せていて、今回は1番人気に支持。その期待に応える鮮やかな差し切りを決めた。
馬主は日隈良江氏、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「冠名+ハイブリッド」。

1着 ハギノハイブリッド(松田国調教師)
「ジョッキーの操作性があがりましたね。追い切りでもよく伸びていましたし、いい動きでした。最近は軽量の馬に負けたりしましたが、今回はこの馬の良さを見せる事が出来ました。
元々は京都新聞杯で好時計で勝ってくれた馬です。1コーナーでいいところに付けられましたし、ジョッキーの手腕です」

2着 マイネルハニー(柴田大騎手)
「コントロールが利くようになってきました。距離はこのくらいが良いと思います。早めにスパートして突き放せたが、交わされてしまった。相手が強かったということですね」

3着 クラリティスカイ(田辺騎手)
「短い距離を使った分、前向きになっていました。今日は体が増えていましたから。馬体が短距離向きになっているので、この距離でやるのならもう少し素軽くなったほうが良いですね」

4着 サトノラーゼン(柴田善騎手)
「道中でハミを噛んで、力んでしまいました」

6着 マイネルフロスト(丹内騎手)
「馬は良くなっていました。ただ、調子が良かった分、ハミを噛んでしまいました。最後まで頑張って走ってくれているのですが」

11着 ファントムライト(熊沢騎手)
「もう少し前に付けたかったのですが、隊列の関係であの位置に。4コーナーの手応えが良くて、これならと思ったのですが、ジリっぽくなってしまいました」

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  • ハギノハイブリッド
  • (牡5、栗東・松田国厩舎)
  • 父:タニノギムレット
  • 母:ハッピーペインター
  • 母父:トニービン
  • 通算成績:25戦4勝
  • 重賞勝利:
  • 14年京都新聞杯(G2)
ハギノハイブリッド
ハギノハイブリッド

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