オースミスパークが3連勝で重賞初制覇/小倉大賞典

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10年2月6日(土)、1回中京5日目11Rで第44回 小倉大賞典(GⅢ)(芝1800m)が行なわれ、藤岡 康太騎手騎乗の7番人気・オースミスパークが優勝。勝ちタイムは1:47.2(良)。

2着にはクビ差で2番人気・ナリタクリスタル(牡4、栗東・木原厩舎)、3着には13番人気・マヤノライジン(牡9、栗東・梅内厩舎)が続いて入線した。なお、1番人気に支持されたリトルアマポーラは13着に敗れた。

なお、2位に入線したマイネルスターリーは、最後の直線で、急に外側に斜行したため、5着に降着。モエレビクトリーは感冒のため出走取消。オースミスパークに騎乗予定だった、赤木高太郎騎手は、落馬負傷のため、藤岡康太騎手に乗り替わりとなっていた。

レースはオースミスパークが大外枠から積極的にハナへ進出。ドリームサンデー、アーリーロブストも2、3番手でマークしたが、向こう正面でリトルアマポーラ、バロズハートらが前に押し上げ、ペースが緩まずに流れたが、オースミスパークは手応え良く、直線へ進出。
直線に入っても、積極的な騎乗でラチ沿いをロスなく回ったオースミスパークが、4コーナーから進出した、マイネルスターリーらの追撃を振り切りゴールした。

勝ったオースミスパークは近親に01年の富士Sの勝ち馬・クリスザブレイヴがいる血統。馬主はオースミ、生産者は門別の長谷川牧場。馬名の意味由来は「冠名+火花を飛ばす」。

同馬は07年10月にデビュー。昨年、夏から勝ち星を積み重ね、10月の1000万下から3連勝で初の重賞制覇となった。

騎乗していた藤岡康太騎手は本レース初勝利。JRA重賞通算3勝目。同馬を管理する南井克己師も本レース初勝利。JRA重賞通算7勝目。なお、騎手時代の85年にグローバルダイナでこのレースは勝利している。アドマイヤベガ産駒は本レース初勝利。重賞通算20勝目。

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オースミスパーク
(牡5、栗東・南井厩舎)
父:アドマイヤベガ
母:シルクスパークル
母父:フォーティナイナー
近親:クリスザブレイヴ
通算成績:24戦6勝

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