重賞2着は本物 ヒルノマテーラが先行馬をまとめて飲み込みV！…カシオペアS

【阪神JF】今年はどの馬にもチャンスあり？求められる資質はいかに

提供：重賞トレンドジャッジ
ヒルノマテーラ

10月30日(日)、4回京都9日目11RでカシオペアS(芝1800m)が行なわれ、四位洋文騎手騎乗の5番人気・ヒルノマテーラ(牝5、栗東・昆厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:46.1(良)。

2着には1馬身1/4差で8番人気・クラリティシチー(牡5、美浦・上原厩舎)、3着にはアタマ差で1番人気・ベルーフ(牡4、栗東・池江寿厩舎)が続いて入線した。

ハナを切ったのはフェイマスエンドで、ウインリバティ、ゼロス、ミヤジタイガ、ダンツプリウスが先行集団を形成。ダイシンサンダーは中団に付けヒルノマテーラは後方2番手、ベルーフは最後方を悠然と進む。
淡々とした流れでフェイマスエンドが逃げ込みを図るもラスト200mあたりから徐々に脚が鈍る。そこへ直線入口でもまだ後ろにいたヒルノマテーラがグングン脚を伸ばし、先行勢をまとめて飲み込み1着。馬群を縫って伸びたクラリティシチーとヒルノマテーラの後ろを追ってきたベルーフの2着争いは内のクラリティシチーに軍配が上がった。

勝ったヒルノマテーラは、5月に1000万特別を勝ち、昇級初戦で4着。前走は重賞のマーメイドSに格上挑戦して勝ったリラヴァティとクビ差の2着。今回はそのマーメイドS以来の実戦となったが、前走同様にじっくりと後方に待機し、直線一気の伸びでオープン初勝利を飾った。
馬主は株式会社ヒルノ、生産者は浦河町の辻牧場。馬名の意味由来は「冠名＋イタリアのコムーネ(自治体)名」。

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  • ヒルノマテーラ
  • (牝5、栗東・昆厩舎)
  • 父：マンハッタンカフェ
  • 母：コンサーンナッカ
  • 母父：Concern
  • 通算成績：24戦5勝
ヒルノマテーラ
ヒルノマテーラ

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